ロードバイクのDi2システムでは、ジャンクションAの設置方法によって外装式と内装式の2種類があります。外装式から内装式に交換したいと考えている方も多いかと思いますが、その際にはいくつかのポイントと必要な部品があります。この記事では、ジャンクションAを外装式から内装式に交換する方法と、交換に必要な物について詳しく解説します。
ジャンクションAの役割と交換の必要性
ジャンクションAは、Di2システムの重要な部品で、シフターとバッテリー、モーターなどの部品をつなげる役割を担っています。外装式のジャンクションAはフレームの外側に取り付けるタイプで、内装式はフレーム内に収めるタイプです。内装式にしたい理由としては、よりすっきりとした見た目を実現できることが挙げられます。
交換を検討する際は、内装式にするためにはフレームの対応や追加の部品が必要です。
必要な部品と工具
ジャンクションAを外装式から内装式に変更するためには、以下の部品と工具が必要です。
- Di2ジャンクションA(内装式対応モデル)
- 内装式用のケーブルガイド(必要に応じて)
- ケーブル(シフトケーブルや電力ケーブル)
- バッテリーとそのマウント
- 必要な工具(ケーブルカッターや専用の工具など)
また、フレームによっては、内装式ジャンクションAを取り付けるためのスペースが必要な場合もあるため、フレームのスペックを確認しておくことが重要です。
交換手順
ジャンクションAを交換する手順は、以下の通りです。
- まず、現在の外装式ジャンクションAを取り外します。必要に応じてケーブルを切断し、取り外しやすいようにします。
- 次に、内装式ジャンクションAを取り付ける位置を決め、フレーム内に収めるための準備を行います。
- 内装式ジャンクションAをフレーム内に設置し、ケーブルを適切に接続します。
- バッテリーとケーブルの接続も確認し、電源を入れて正常に動作するか確認します。
交換作業が終わったら、実際に走行テストを行い、シフトがスムーズに行えるかを確認しましょう。
内装式ジャンクションAにするメリット
内装式ジャンクションAに変更することで、外装がすっきりとした見た目になります。特に、フレームのデザインにこだわりがある方や、外観をシンプルにしたい方には大きなメリットとなります。
また、ケーブルがフレーム内に収められるため、ケーブルが引っかかる心配が少なく、バイクの整備性も向上します。
まとめ
ジャンクションAを外装式から内装式に交換することは、見た目の改善や整備性の向上を目指す方にとって魅力的な方法です。交換に必要な部品や手順を把握して、安全かつ確実に作業を行いましょう。
フレームの対応状況や追加部品の有無を事前に確認することが重要です。交換後は、実走行テストを行い、シフトの動作が問題ないかチェックしてください。
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