スノーボードを始めたばかりで、少しでも安く道具を揃えたいという方にとって、中古のスノボ板購入は一つの選択肢です。しかし、中古板を購入する際には、新品と異なりいくつか注意しなければならないポイントがあります。特に、板の状態やエッジのサビ、ビンディングの状態などをしっかりチェックすることが重要です。今回は、初心者が中古スノボ板を購入する際に気をつけるべきポイントについて詳しく解説します。
1. スノボ板のサイズ選び
スノボ板の選び方で最も重要なのは、自分の身長や体重に合ったサイズを選ぶことです。身長167~170cmの方には、おおよそ150~155cm程度の板が合うとされていますが、これは個人の好みによって異なるため、購入前にしっかり確認しましょう。
また、板の硬さやデザインも重要な要素です。硬い板は安定感があり、上級者向けの選択肢として人気ですが、初心者には少し柔らかめの板が扱いやすいです。最初の1本を選ぶ際には、初心者向けの板を選ぶことをお勧めします。
2. 中古スノボ板の状態チェック
中古スノボ板を購入する際には、外観の傷だけでなく、エッジ部分やビンディングの状態もしっかりチェックすることが大切です。エッジにサビがあると、雪面とのグリップが悪くなり、滑りにくくなります。少しのサビなら研磨することで改善できますが、あまりにもひどい状態だと交換を考えた方が良いかもしれません。
また、ビンディングの金属部分がサビや腐食していると、滑走中に外れるリスクが高くなります。ビンディングのチェックも忘れずに行い、しっかりと固定できるかを確認しましょう。
3. 購入するメーカーやブランドの選択
スノボ板のメーカーやブランドは、品質や耐久性に大きく影響します。初心者には、値段が手頃で扱いやすいブランドを選ぶことをお勧めします。例えば、初心者向けの板を提供しているブランドには、Burton(バートン)やK2、Ride(ライド)などがあります。
ブランドによっては、デザイン性や機能性に特化している場合もありますが、最初の購入においては、コストパフォーマンスを重視することが重要です。中古板でも、信頼できるブランドのものを選ぶと良いでしょう。
4. 価格の適正さを見極める
中古スノボ板の価格は、新品よりもかなり安くなりますが、その分、状態に応じて価格が大きく異なります。状態が良好な板は、多少高めの価格がつけられていることが多いですが、適正な価格かどうかを見極めるためには、同じ板の新品価格や他の中古板の価格と比較することが重要です。
また、購入後にエッジの研磨やビンディングの調整が必要な場合もありますので、その費用も考慮に入れて購入判断を行いましょう。
まとめ
中古スノボ板を購入する際は、板のサイズや状態、メーカーを慎重に選びましょう。特に、エッジ部分やビンディングの状態が安全性に直結するため、しっかりチェックして購入することが重要です。また、価格が適正かどうかを見極め、必要であれば調整や修理を行うことを前提に購入を検討すると良いでしょう。初心者の方でも自分に合った板を選ぶことで、スノーボードをより楽しむことができます。
コメント