グラトリ用の板を選ぶ際に、適正サイズよりも2cm大きいサイズを選んだ場合、グラトリのやりやすさにどのような影響があるのかについて、気になる方も多いでしょう。この記事では、サイズ選びがグラトリにどのように影響するのかを解説し、適切な選び方をお伝えします。
グラトリの基本的なサイズ選び
グラトリ(グラウンドトリック)は、スノーボードの中でも特にトリックを行うことに重点を置いたスタイルです。ボードの長さや硬さ、形状は、そのパフォーマンスに大きな影響を与えます。サイズ選びは、安定性や操作性を左右するため、非常に重要です。
一般的に、グラトリ用の板は、フリースタイル向けのボードと比較して少し短めが推奨されています。適正サイズは、身長や体重、足のサイズによって決まりますが、特にトリックを多く行う場合、少し小さめのサイズが使いやすいと言われています。
2cmサイズアップすることによる影響
自分の適正サイズより2cm大きいボードを選ぶことで、いくつかの影響が出ます。サイズアップによる主な変化は、ボードの取り回しにくさやトリックの難易度の向上です。ボードが大きくなると、スピードのコントロールや回転の際の操作が少し重くなります。
一方で、大きなサイズを選ぶことによって、安定性が増すという利点もあります。特に、ジャンプやボックスでの安定感を求める場合、大きめのボードを選ぶことで安定感が増し、ランディングがしやすくなる可能性もあります。しかし、グラトリにおいては敏捷性が重要なので、その点は考慮しなければなりません。
グラトリにおける適切な板の選び方
グラトリを行う際には、ボードのサイズだけでなく、硬さや形状も考慮する必要があります。ボードが硬すぎるとトリックを行う際に反応が鈍くなり、柔らかすぎると安定性に欠ける場合があります。特にグラトリ用ボードは、センターが柔らかく、エッジ部分が硬いボードが一般的です。
また、トリックの種類に応じて板の長さを選ぶことも大切です。例えば、スピンやスライド系のトリックを多く行う場合は、やや短めのボードが有利です。逆に、安定感を重視するなら、少し長めのボードを選ぶと良いでしょう。
おすすめの練習方法とサイズ選びのポイント
グラトリを上達させるためには、板のサイズに加えて、自分の体力や技術に合った板を選ぶことが重要です。特に初心者や中級者は、少し小さめのボードを選ぶと、操作がしやすく、トリックを覚える際に有利になります。慣れてきたら、少しずつ大きなボードに挑戦して、安定感を増すことができます。
練習方法としては、まずは小さなトリックから始めて、ボードの操作感覚を掴むことが大切です。次に、ジャンプやスライドを繰り返し練習することで、ボードとの一体感を養い、サイズの影響を感じながら技術を高めていくことができます。
まとめ:自分に合ったボードサイズを選ぶ
グラトリ用のボードを選ぶ際に、適正サイズよりも2cm大きいサイズを選ぶことで、トリックの操作性に影響が出る可能性があります。安定感が増す一方で、操作が少し重くなるため、自分のレベルや好みに合わせてボードサイズを選ぶことが大切です。
練習を重ねて自分に合ったボードを見つけ、トリックを楽しむことが上達の近道です。ボードのサイズだけでなく、硬さや形状も考慮し、最適なボードでグラトリを楽しんでください。
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