遠投かご釣りのてんびん自作:ステン棒の選定と耐久性について

釣り

遠投かご釣りをする際、てんびんを自作することは釣り人にとって大きな魅力です。特に、大物が掛かったときに耐えられるだけの強度が必要です。この記事では、てんびんに使用するステン棒の選定基準、特に直径(Φ1.0やΦ0.8など)について詳しく解説します。

ステン棒の選定基準

遠投かご釣りにおいて、てんびんは非常に重要な役割を担っています。特に、魚が掛かった際に、強い引きに耐えられるだけの強度が求められます。ステン棒の直径は、耐久性や伸縮性、そして遠投性能に影響を与えます。

ステン棒の直径を選ぶ際、Φ1.0が下限ギリギリとなる場合が多いです。それ以下のΦ0.8では、大物が掛かると破損や伸びるリスクが高くなります。特にヒラマサやブリ、80cmのマダイ、さらにはサメなどの外道が掛かると、強い引きに耐えられなくなる可能性があります。

Φ1.0とΦ0.8の違い

Φ1.0のステン棒は、大物に耐えられる強度を持っているため、使用するには安心感があります。しかし、Φ0.8のステン棒では、大きな魚に対して十分な強度を確保するのが難しく、強い引きにより曲がったり、最悪の場合破損したりすることが予想されます。

一方で、Φ0.8のステン棒は軽量であり、遠投性能を向上させる利点もあります。しかし、大物が掛かることを考慮すると、耐久性と引きの強さを重視するなら、Φ1.0が適切だと言えます。

耐久性を高めるための対策

ステン棒の強度を最大限に活かすためには、適切な取り付けや強化が必要です。例えば、ステン棒を曲げて使用する場合、曲げる部分に負荷が集中しないようにするための工夫が求められます。また、ステン棒がすっぽ抜けないように、しっかりと固定することも重要です。

加えて、ステン棒自体の材質にも注目する必要があります。一般的には、304や316のステンレスが釣り用具に適していますが、耐腐食性や強度を考慮して選ぶことが大切です。

まとめ

遠投かご釣りで使用するてんびんのステン棒の選定は、魚の大きさや強さを考慮して行うべきです。Φ1.0以上のステン棒が大物に対して安定した強度を発揮します。Φ0.8のような細いステン棒を選ぶと、軽量で遠投性能は向上しますが、大物に対応するためには十分な強度を確保することが難しくなるため、慎重に選ぶことが必要です。

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