海釣りをする際、釣竿が海水に浸かってしまうことは避けられない場面も多いです。そんな時、どのような釣竿が海水に強く、長期間使用できるのでしょうか?今回は、海水に浸かっても平気な釣竿の選び方や、素材、メンテナンスについて詳しく解説します。
海水に強い釣竿の特徴
海水は塩分が含まれているため、金属部品や釣竿の素材に悪影響を与えることがあります。海水に強い釣竿は、これらの要素に耐えるために特殊な素材やコーティングが施されています。釣竿を選ぶ際には、耐塩性が高い素材や防錆性を持つ金属パーツが使用されているものを選ぶことが重要です。
特に、塩分が原因で錆びやすくなる金属部品には、アルミニウム合金やステンレスなどの耐食性の高い素材を使用したものを選ぶと良いでしょう。また、竿自体の素材が耐塩性の高いカーボンやグラスファイバー製であることが理想的です。
海水に強い釣竿の素材と構造
釣竿の素材には、カーボン、グラスファイバー、コンポジット素材などがあります。それぞれの素材は耐久性や軽さ、感度などに違いがありますが、海水で使用する場合には耐塩性が重要なポイントとなります。
カーボン製の釣竿は、軽量で感度が良いため非常に人気がありますが、海水に長時間触れると塩分による腐食が進みやすいことがあります。そのため、カーボン製の釣竿を選ぶ際には、防水性の高いコーティングが施されているモデルを選ぶことをおすすめします。
グラスファイバー製の釣竿は、カーボンよりも重いものの、耐久性が高く、海水にも強い特性を持っています。塩分に強い素材であり、長期間の使用にも耐えるため、海水での使用に非常に適しています。
釣竿のメンテナンス方法
海水で使用した釣竿は、使用後にしっかりとメンテナンスを行うことが重要です。特に、海水に浸かってしまった場合、塩分が釣竿のパーツに残っていると、早期に劣化や錆びが進んでしまいます。
使用後は、必ず塩分をきれいに洗い流し、乾燥させることが基本です。また、金属パーツには専用の防錆スプレーを吹きかけることで、錆の発生を防ぐことができます。定期的に竿全体を点検し、傷や摩耗がないかをチェックすることも大切です。
おすすめの海水対応釣竿
海水に強い釣竿としておすすめのモデルをいくつか紹介します。これらの釣竿は、海水での使用に最適な素材や設計が施されており、長期間安心して使用できます。
- ダイワ リョウガ:ダイワのリョウガシリーズは、海水対応の高性能な釣竿で、カーボンとグラスファイバーのコンポジット素材を使用しており、軽量でありながら耐久性も抜群です。
- シマノ ソルティガ:シマノのソルティガシリーズは、海水に強い素材と防錆技術を駆使して作られており、塩分に強いだけでなく、強靭な耐久性も備えています。
- アブガルシア バスプロショップス:アブガルシアの釣竿は、特に耐塩性に優れた素材を使用しており、長期間の海水での使用に耐えうる設計がされています。
まとめ
海水で使用する釣竿を選ぶ際には、耐塩性や防錆性の高い素材を選ぶことが重要です。カーボンやグラスファイバー製の釣竿を選び、使用後のメンテナンスをしっかり行うことで、海水でも長期間使用できる釣竿を手に入れることができます。
海水に強い釣竿を使えば、安心して釣りを楽しむことができ、長期間の使用でもトラブルを避けることができます。自分の釣りスタイルや使用環境に合わせて最適な釣竿を選び、快適な釣りライフを送ってください。
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