登山記録をヤマレコでつける際、カメラの画質が向上したことで写真容量が増加し、容量制限に困ることがあります。特に、位置情報が消えてしまうと、地図上での記録が見えなくなり、写真の画質を落としつつ、位置情報を維持したいという方も多いはずです。この記事では、写真容量を削減しながらヤマレコ地図に位置情報を残すための方法をご紹介します。
写真の画質と容量の関係
スマートフォンのカメラが高画質になった結果、1枚あたりの写真サイズが大きくなり、ヤマレコの記録にアップロードする際に容量が圧迫されます。特に、1MB以上の写真が毎回50枚以上になると、すぐに容量が足りなくなります。
しかし、写真の容量が大きいからといって、必ずしも画質を落とす必要はありません。容量を削減するための方法をいくつか検討することができます。
位置情報を保持したまま写真容量を削減する方法
位置情報が消えてしまう問題は、主に写真の圧縮アプリを使う際に発生します。写真容量を削減しつつ、位置情報を保持するためには、いくつかの工夫が必要です。まず、写真を圧縮する際に「Exifデータ」を保つ設定があるアプリを使うと、位置情報が消えずに画像のサイズを小さくすることができます。
具体的には、「JPEG Optimizer」や「Photo Compress & Resize」などのアプリを使用する際、設定を変更してExifデータ(GPS情報)を保持するオプションを選択することが大切です。これにより、圧縮後の写真にも位置情報が残ります。
ヤマレコへの写真アップロード時のポイント
ヤマレコにアップロードする際、サイズが大きすぎるとアップロードができなかったり、表示に時間がかかったりすることがあります。そのため、写真を圧縮した後、アップロードを試みる前に、ヤマレコの推奨する画像サイズに合わせることが望ましいです。
また、アップロードする前に、Exif情報を確認して、位置情報がしっかりと記録されているかをチェックすることもおすすめです。
おすすめのアプリとツール
写真の圧縮とExifデータの保持におすすめのアプリには、「JPEG Optimizer」や「Pixlr」、「Snapseed」などがあります。これらのアプリは、画質を保ちながらサイズを削減することができ、Exif情報を消さずに圧縮が可能です。
また、PCで編集したい場合は、無料で使える「GIMP」や「Photoshop Express」などのツールを使うと、さらに詳細な調整が可能です。これらのツールを使うことで、画質を大幅に落とさずに容量を減らすことができます。
まとめ:位置情報と画質のバランスを取る方法
ヤマレコにアップロードする際の写真容量問題は、圧縮アプリとExif情報の設定を工夫することで解決できます。位置情報を保持しつつ、画像サイズを小さくするためには、適切なアプリを選ぶことが重要です。
また、写真の容量を削減する際に画質を極力保ちつつ、ヤマレコの推奨サイズに合わせることで、スムーズにアップロードができ、登山記録が効率よく保存できます。自分のスマートフォンに合ったアプリと設定を見つけて、快適な登山記録を作成しましょう。
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