サーフィンをしていると、ウェットスーツの寒さが気になることがあります。特に、シームから水が染み込んできたり、体全体が冷えてしまう場合、どう対策すべきかが問題になります。今回は、ウェットスーツが寒く感じる原因とその改善方法について解説していきます。
ウェットスーツの寒さの原因
ウェットスーツが寒く感じる理由は主に2つあります。1つは、ウェットスーツの素材やデザインによるもの、もう1つはウェットスーツの劣化です。
まず、ウェットスーツには様々な素材や厚みがあり、冷たい水に長時間さらされると、すべての素材で寒さを感じやすくなります。特に「ジャージフル」タイプは保温性が高いものもあれば、通気性が悪く冷たく感じることもあります。
シームから水が染み込む原因とその対策
ウェットスーツの縫い目(シーム)から水が染み込む現象は、製品の作りや経年劣化によるものです。縫い目から水が染みることで、冷たい水がスーツ内に入ってしまい、体温が奪われて寒さを感じる原因となります。
この問題を解決するためのひとつの方法は「シームテープ」を使うことです。シームテープは縫い目の外側に貼り付けて、隙間を封じ込めることで水の侵入を防ぎます。これにより、冷たい水が入るのを防ぎ、体温を保ちやすくなります。
ウェットスーツの選び方と厚みの関係
ウェットスーツの厚さや素材は、使用する場所や水温によって選ぶことが重要です。静岡のように水温が少し冷たい場所では、3mmのウェットスーツでも寒く感じることがあります。水温が低い場合は、もう少し厚手のスーツを選ぶことが推奨されます。
例えば、水温が10度前後ならば、5mmのウェットスーツが適している場合もあります。ウェットスーツは、厚みがあるほど保温性が高くなり、寒さを軽減することができます。
ウェットスーツの劣化と修理方法
ウェットスーツは、長期間使用することで素材が劣化することがあります。特に、縫い目部分が弱くなりやすく、水漏れが発生することが多くなります。この場合、ウェットスーツの修理を検討する必要があります。
ウェットスーツ用の修理キットを使用して、縫い目を補強したり、裂け目を修復することが可能です。修理キットにはシームテープや専用の接着剤が含まれていることが多いため、修理作業も簡単に行えます。
まとめ
ウェットスーツが寒く感じる原因は、素材やデザイン、シームの劣化など複数の要因によるものです。シームから水が染み込む問題は、シームテープを使用することで改善できます。また、使用する場所の水温に合わせたウェットスーツの選び方や、劣化したスーツの修理方法も重要です。寒さを防ぐために、自分のウェットスーツが適切かどうかを確認し、必要に応じて修理や新しいウェットスーツの購入を検討しましょう。
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