ビート板を使ったバタ足が上手くできない原因と改善方法

水泳

スイミングの練習でビート板を使ってバタ足をする際、顔を上げるとすぐに沈んでしまうことがあります。これは多くの初心者が経験する問題です。この記事では、顔を上げてバタ足をうまくできない原因と、改善するための具体的な方法を紹介します。

顔を上げてバタ足ができない原因

顔を上げてバタ足をすると、水の抵抗が増え、体が沈みやすくなります。また、腹筋が弱いと体をしっかりと保持できず、バランスが崩れてしまいます。お腹に力を入れることが大切ですが、これがうまくできないと、体が沈みやすくなります。

さらに、ビート板を使っている場合、上半身の浮力が補われるため、足の動きに集中しづらくなり、フォームが崩れてしまうこともあります。これが原因で、顔を上げてもバタ足がうまく進まないことがあります。

体力や腹筋を鍛える方法

腹筋を鍛えることが、バタ足を上達させるためには非常に重要です。腹筋を強化することで、体全体の安定性が増し、水面に浮いた状態を維持しやすくなります。

簡単な腹筋トレーニングとして、仰向けに寝て膝を曲げ、上半身を持ち上げるシンプルな腹筋運動を毎日行うことから始めましょう。少しずつ回数を増やしていき、腹筋を鍛えることが重要です。

体の位置を意識してフォームを改善

顔を上げてバタ足をする際は、体が水面と平行になるように意識して泳ぐことが重要です。特にお腹に力を入れ、体が沈まないように意識します。

また、内股で泳ぐというアドバイスもありますが、過度に内股になると動きが制限されることがあります。バタ足の動きはリズムよく、足をまっすぐに保つことがポイントです。足を閉じるようにして、しっかりと水をとらえるイメージでバタ足をしましょう。

練習方法:ビート板を使ったコツ

ビート板を使う練習では、まず顔を水面に近づけ、全身が水面と平行になるように意識します。ビート板を持っていることで、浮力が得られますが、足を動かすことに集中するために、ビート板を持たない練習も取り入れると効果的です。

ビート板を使ったバタ足では、最初は足を少しゆっくり動かしてみましょう。無理に早く動かす必要はありません。まずはリズムよく、足をしっかりと伸ばしながら動かすことを意識します。足が沈まないように、浮力を感じながら練習することが大切です。

まとめ

顔を上げてのバタ足ができない原因は、体力や腹筋の不足、水面との体の位置を意識することの難しさが関係しています。改善方法としては、腹筋を鍛えること、体の位置を意識したフォームを取ること、ビート板を使いながら練習することが有効です。練習を積み重ねることで、バタ足の技術は確実に向上しますので、焦らずに取り組んでいきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました