現在、テーラーのP7MCアイアンでDG S200シャフトを使っているものの、ラウンド後半に振るのがきつくなってきたという方に向けて、リシャフトの選択肢としてDG120 S200またはX100が検討されています。どちらが自分に合うか、特にラウンド後半の疲れや左へ巻く球についてどう改善できるかを解説します。
DG S200とDG120 S200、X100の違い
まず、DG S200はダイナミックゴールドのスタンダードなモデルで、一般的に硬めのシャフトとして知られています。これに対し、DG120は少し軽量で、シャフト全体のしなりが強調されるため、S200よりもやや柔らかく感じることがあります。
S200からDG120に変更すると、同じS200の硬さでもシャフトのしなり方が異なるため、打感や弾道が変化します。また、X100はさらに硬いシャフトで、スイングスピードが速いプレーヤー向けに設計されており、特に左に巻く球を抑える効果が期待されます。
DG120 S200の特徴と適応感
DG120 S200は、従来のDG S200に比べて、少ししなりがあり、弾道が高くなる傾向があります。ラウンド後半で振るのがきつくなるという感覚がある場合、DG120 S200はそのしなりでスムーズなスイングをサポートしてくれる可能性があります。
DG120は、特にヘッドスピードが48程度の方には適応しやすく、疲れた状態でも安定したショットを打ちやすいという利点があります。もし、現在のシャフトが硬すぎて疲れていると感じる場合、この柔らかさが改善に繋がるかもしれません。
DG120 X100の特徴と適応感
DG120 X100は、DG120 S200よりもさらに硬いシャフトです。もし、現在のS200で特に問題なく振れているのであれば、X100にリシャフトすることで、より安定感のある打球を実現できるかもしれません。
X100の硬さは、特にスイングスピードが速い方や、左に巻く球を抑えたい方におすすめです。左へのフックが出やすい場合、X100がその原因となるクラブの動きを抑制する可能性があります。
左に巻く球への対応方法
左へ巻く球が出る原因として、シャフトの硬さだけではなく、スイングの軌道やインパクトのタイミングなども影響しています。DG120 S200やX100にリシャフトすることで、スイング中のクラブのしなりや動きがよりコントロールしやすくなり、左へのフックを減少させることができるでしょう。
さらに、スイングのチェックやグリップの見直しを行うことで、球筋が改善される場合があります。リシャフトと合わせて、フォームやインパクトを意識することが有効です。
まとめ
DG120 S200は、DG S200よりも柔らかく、振りやすさや弾道の高さが改善される可能性があります。特に疲れてきたラウンド後半に有効です。一方、DG120 X100は、より硬く安定感が増すため、左に巻く球を抑えたい方には適した選択です。最終的には、自分のスイングスタイルや打感の好みに合わせて、どちらのシャフトが最適かを決めることが大切です。
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