ベンチプレスのトレーニングでは、徐々に重量を増やしていくことが重要ですが、どのタイミングで次のレベルに進むべきかは悩みどころです。この記事では、82.5キロを10回ギリギリできる状態から次のステップに進むための目安や、セット数の増やし方について詳しく解説します。
1. 10回できるようになった時の判断基準
ベンチプレスで10回ギリギリできる重量がある場合、その回数が安定してできるようになったら次のステップに進む目安となります。重要なのは、フォームが崩れずに全セットで10回できるようになることです。
特に、疲れた状態でもフォームを崩さずにできる場合、それは筋力が十分に向上している証拠です。フォームが崩れると、効果的なトレーニングにならないため、その前に次のステップに進むことが推奨されます。
2. セット数を増やすタイミング
10回ギリギリができる状態で次に進むタイミングとしては、2〜3セットで10回できるようになった場合が目安です。セット数を増やすことで筋力の向上をより実感でき、筋肉に十分な負荷を与えることができます。
最初の1セットで10回できることに自信が持てたら、次に2セット目も同じようにこなせるか試し、最終的に3セット目もきちんとこなせるようになることを目標にしましょう。
3. 負荷を増やすタイミング
セット数を増やすだけではなく、次のステップとして重量を増やすことも大切です。通常、5〜10%程度の重量アップが理想です。例えば、82.5キロから85キロにすることで筋力向上を促進します。
重量を増やすときには、回数をやや減らしてでも、フォームを意識して行うことが重要です。フォームが崩れない範囲で少しずつ重量を増やしていきましょう。
4. 目標に応じたトレーニング方法
ベンチプレスで筋力を増加させるためには、以下のポイントを意識してトレーニングを行うことが効果的です。
- 高回数で筋持久力を高める:最初は軽めの負荷で回数を増やして筋持久力を高め、筋肉に慣れさせる。
- 低回数・高負荷で筋力を増やす:ある程度の持久力がついたら、次は低回数・高負荷で筋力を高める。
- セット間の休憩時間を調整:セット間の休憩時間を短くすることで、筋力と持久力をバランスよく鍛えることができます。
5. まとめ
ベンチプレスで次のステップに進むには、単に10回できることだけではなく、セット数や負荷の増加、トレーニング方法のバリエーションも重要です。自分の筋力に合った負荷や回数を選び、少しずつ難易度を上げることで、効率的に筋力を向上させることができます。
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