大学2年生からアメリカンフットボール(アメフト)を始めることは決して遅くありません。特に、身長や体重、筋力が十分にある場合、アメフトにおけるポテンシャルを十分に活かすことができます。この記事では、アメフト初心者が2年目から始める場合に必要なアドバイスや練習方法について解説します。
1. アメフト初心者でも始められる理由
アメリカンフットボールは、スピード、パワー、アジリティを駆使するスポーツです。サッカーでディフェンスを得意としていたという経験があるなら、アメフトのディフェンスポジション(特にラインバッカー)で活躍できる素質は十分にあります。体格的にも、身長179cm、体重80kgはポジションに応じた十分な基準を満たしています。
アメフトは「成長し続けるスポーツ」として、どの段階からでも向上する余地があり、特に身体的な特長が活かせるため、遅いスタートを切ったとしても大きな影響はありません。
2. LB(ラインバッカー)とTE(タイトエンド)のポジションの特性
希望するポジションであるラインバッカー(LB)とタイトエンド(TE)は、どちらも重要な役割を担っています。ラインバッカーはディフェンスの要として、タックルやカバーディフェンスを行うため、アジリティやスピードが求められます。また、タイトエンドは攻撃側の選手で、ブロック能力と受け取る能力を兼ね備えていることが求められます。
いずれのポジションも、サッカーでのディフェンス経験が活きる部分が多いため、試合中のポジショニングや判断力を活かすことができます。
3. 練習におけるポイントと強化すべきスキル
アメフトを始めるにあたって、特に強化したいポイントは以下の通りです。
- アジリティ: サッカーで鍛えたアジリティをさらに発展させるため、ラダーやコーンを使ったドリルを行いましょう。ターンや急な方向転換を強化することが重要です。
- 筋力と体重の増量: 体重を85kgまで増量することを予定しているとのことですが、筋力を増やすためのトレーニング(特にスクワットやデッドリフト)を積極的に行いましょう。筋力を強化することで、ディフェンスでのパワーやタックルが強化されます。
- ゲーム理解: アメフトの戦術やゲームの流れを学ぶことも非常に重要です。フィルムレビューや試合の分析を通じて、ポジショニングや状況判断を向上させましょう。
4. チームと同期の差を克服する方法
同期や1年生との経験の差を感じることはあるかもしれませんが、焦らずに少しずつ技術やフィジカルを強化することが大切です。アメフトはチームスポーツであり、個人の成績だけではなく、チームプレーが重要です。練習でしっかりと技術を磨き、試合においてはポジションごとの役割を全うすることで、確実に成長できます。
また、チームメイトとのコミュニケーションを大切にし、チームの戦術や戦略に貢献することも大きなポイントです。
まとめ
大学2年からアメフトを始めることは十分に可能であり、サッカーでのディフェンス経験や体格を活かすことができます。ポジションに応じたフィジカルトレーニングと技術の向上を心がけ、1日1日を大切にすることで、同期との差を縮め、チームに貢献できるようになります。焦らずに、自分のペースで成長を続けましょう。
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