少年野球におけるスコアの付け方について、特にランナー3塁の場面でショートゴロがエラーとなり、得点が入る場合のスコアリング方法についてご紹介します。このシチュエーションでのスコアの書き方や、バッターの扱いについても解説します。
ショートゴロのエラーによる得点のスコア付け
ランナーが3塁にいる状況で、ショートゴロが打たれた際にショートがホームに送球するもエラーが発生し、得点が入る場合、スコアブックでは「6E-2」と記入されます。これは、ショート（6）がエラーをし、ホーム（2）に送球したことを示しています。このエラーが原因でランナーが得点した場合、得点は「E」扱いとなります。
得点を記録する際には、得点が入った理由を明記するため、「6E-2」でエラーを示し、ランナーの得点を記録します。これにより、後でそのプレイがエラーによる得点であることが分かりやすくなります。
バッターのスコアの書き方: フィルダースチョイスと内野安打の違い
この場合、バッターに関しては「フィルダースチョイス（FC）」または「内野安打」のどちらかの記録が適切です。もしショートがゴロを処理し、通常ならアウトを取れる状況であったにも関わらずエラーをしてしまった場合、バッターの打撃は「フィルダースチョイス」として記録されます。
ただし、バッターが安打を打った場合（例えば、ゴロが転がって内野手が処理できず、セーフになった場合）、その結果は「内野安打」となります。エラーがない場合には、このように区別されます。
エラーによる得点の扱い
得点がエラーによって入る場面では、通常、打者に対して打点は記録されません。エラーが発生して得点が入った場合、打者の打撃は「打点なし」と記録されます。得点はエラーによって記録されたため、得点を決めたランナーがエラーを利用した形になります。
そのため、スコアブックには「E」の文字とともにエラーの影響で得点が入った旨が記録されます。試合後に振り返る際、エラーがどのように試合に影響を与えたかを分析するためにも、この記録は重要です。
まとめ: ショートゴロエラーとその記録方法
ショートゴロがエラーとなり得点が入る場合、そのスコア付けは「6E-2」で記録され、バッターはフィルダースチョイスまたは内野安打として記録されます。また、エラーによる得点は打点として記録されません。このように、少年野球におけるスコアリングは細かなルールに従って記録することが求められます。
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