ポータブル電源購入ガイド: キャンプ・車中泊で必要な電力を計算しよう

キャンプ、バーベキュー

キャンプや車中泊での快適な過ごし方には、ポータブル電源が欠かせません。しかし、どのくらいの容量が必要なのか、特に使用する機器やその消費電力を考えると悩んでしまいます。本記事では、2泊する際に必要な電力の計算方法と、ポータブル電源の選び方を解説します。また、ハイエースに100Vの電源がついている場合の充電方法についても触れます。

必要な電力の計算方法

2泊分のキャンプや車中泊で使用する機器には、ドライヤー、電気毛布、扇風機、携帯の充電が含まれます。それぞれの消費電力を計算し、必要なポータブル電源の容量を求めます。まずは各機器の消費電力をおさらいしましょう。

ドライヤー

ドライヤーは、通常1000W~1500Wの消費電力があります。仮に1200Wのドライヤーを使用した場合、40分間で約800Wh(ワットアワー)の電力を消費します。2泊で4回使用する場合は、3200Whが必要です。

電気毛布

電気毛布1枚の消費電力は約60W~100Wです。3枚使用する場合、仮に1枚あたり80Wとすると、3枚で240Wの消費となります。1泊8時間使用すると、1日で1920Wh、2泊で3840Whとなります。

扇風機

夏のキャンプでは扇風機を使用することが多いですが、扇風機はおおよそ30W~50W程度の消費電力です。例えば40Wの扇風機を1日8時間使用すると、320Whの電力を消費します。2泊で640Whになります。

携帯電話の充電

携帯電話の充電は1回あたり10W~20W程度で、充電時間は1~2時間です。携帯を毎日2回充電する場合、10Wで2時間使用することを想定すると、1日で20Wh、2泊で40Whとなります。

どのくらいのポータブル電源が必要か?

上記の計算を元に、2泊分の電力の合計を求めます。まず、各機器の必要な電力量を合算します。

  • ドライヤー:3200Wh
  • 電気毛布:3840Wh
  • 扇風機:640Wh
  • 携帯充電:40Wh

合計で、3200Wh + 3840Wh + 640Wh + 40Wh = 6720Whが必要です。ポータブル電源を選ぶ際は、この電力量をカバーできる容量を選びましょう。

ハイエースに100Vがついていれば充電可能

ハイエースに100Vの電源がついている場合、ポータブル電源の充電は可能です。ポータブル電源の充電時間は、ハイエースの100Vの出力に依存しますが、通常は車のエンジンをかけている状態で充電を行うことができます。車のエンジンを使わない場合は、充電に時間がかかる可能性があるため、事前に充電しておくことをおすすめします。

ポータブル電源選びのポイント

ポータブル電源を選ぶ際は、必要な電力量をカバーできる容量を選ぶことが最も重要です。容量が不足していると、途中で電源が切れてしまう可能性があります。また、ポータブル電源のサイズや重さも考慮するポイントです。持ち運びやすさも重要な要素となります。

まとめ

2泊分のキャンプや車中泊で使用する機器をカバーするためには、6720Whのポータブル電源が必要です。ポータブル電源の選び方や充電方法を正しく理解し、安心してアウトドアを楽しむために準備を整えましょう。また、ハイエースに100Vの電源がある場合でも、充電する際にはエンジンをかけていることを確認してください。

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