シマノ アルテグラ Di2 R8170は、ロードバイク向けの高性能な油圧ディスクブレーキシステムで、電動シフトと油圧ブレーキが統合されています。これに関連する部品の選定は、特にシマノの11速と12速の違いを理解しておくことが重要です。ここでは、ブレーキホース、エレクトリックケーブル、バッテリーの品番や選び方について詳しく説明します。
シマノ アルテグラ Di2 R8170のブレーキホース
シマノ アルテグラ Di2 R8170の油圧ブレーキシステムには、ブレーキホースが必要です。ブレーキホースは、油圧式ディスクブレーキの圧力を伝達するために重要な役割を果たします。シマノの純正品を使用することで、トラブルなく快適にライディングを楽しむことができます。
ブレーキホースの品番は、SM-BH90-SBLSとなっています。このホースは、油圧システムに対応したもので、適切な長さと圧力でブレーキを効率よく作動させることができます。11速と12速のシステムにおいても、ブレーキホース自体に大きな違いはありません。
エレクトリックケーブルの選定
シマノのDi2システムでは、エレクトリックケーブルが重要な役割を担っています。これらのケーブルは、シフトレバーから電気信号を送り、ディレイラーを操作するために必要です。R8170システムでは、エレクトリックケーブルはEW-SD50が対応品です。
12速のDi2においては、ケーブルの長さや取り回しが異なる場合もありますが、基本的に12速用と11速用でケーブルの種類に大きな違いはないため、どちらのシステムにも使用できます。購入の際は、シフト機能に必要なケーブルの長さを確認して選びましょう。
バッテリーの品番と選び方
バッテリーは、Di2システムの心臓部です。シマノ アルテグラ Di2 R8170システムでは、バッテリーはSM-BTR2という品番のリチウムイオンバッテリーが必要です。このバッテリーは、軽量でコンパクトながら高い容量を誇り、長時間のライディングをサポートします。
バッテリーの選定時に重要なのは、12速システムでも問題なく対応できることです。通常、11速と12速のDi2バッテリーは共通で使用できるため、バッテリーを交換したり、予備を持ち歩いたりする際にも安心です。
11速と12速の違いと注意点
11速と12速のDi2システムは、基本的な部品は共通していますが、シフト動作やケーブルの長さなどに若干の違いがあります。エレクトリックケーブルの長さや取り回し、シフターの配置などは微調整が必要となりますが、ブレーキホースやバッテリーはほぼ同じです。
12速システムの方が、より多くのギアを持つためシフターやディレイラーに追加の調整が必要ですが、ブレーキシステム自体は11速と12速で互換性があります。購入時に間違わないように、具体的な品番を確認することが重要です。
まとめ
シマノ アルテグラ Di2 R8170システムを使う際、11速と12速の違いを理解しておくことは非常に重要です。特に、ブレーキホース、エレクトリックケーブル、バッテリーの品番や選定は慎重に行いましょう。正しい部品を選ぶことで、安定したパフォーマンスを引き出すことができます。必要な部品は、SM-BH90-SBLS(ブレーキホース)、EW-SD50(エレクトリックケーブル)、SM-BTR2(バッテリー)を選び、11速と12速のシステムに適したものを購入してください。
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