小学校6年生の息子がミニバスをプレイしている中で、消極的に見えるプレイスタイルについて悩んでいるという質問です。息子は自分で突っ込むよりも、フリーの選手にパスを出してアシスト役に回ることが多いですが、周囲の選手が積極的に攻める中でそのプレイが消極的に見えることもあります。この問題に対して、どのように捉え、どのように改善していくべきか、アドバイスを提供します。
消極的プレイとは?
消極的プレイとは、選手が自分の持ち味を活かすことなく、チームの中で目立たない位置に留まることを指します。しかし、これが本当に消極的なプレイなのでしょうか?実際、アシスト役として他の選手にフリーのチャンスを作り出している場合、その選手はチームにとって非常に重要な存在であると言えます。特に、バスケットボールでは、得点だけでなく、チーム全体の流れを作る役割を担う選手が不可欠です。
したがって、パスを出すことが多い息子のプレイが必ずしも消極的であるとは言えません。むしろ、周りの選手の動きやチームの状況を見極めて適切なタイミングでパスを出していることは、非常に賢いプレイです。
アシスト役の重要性
バスケットボールにおいて、アシストは得点と並んで重要な役割を持ちます。得点を取ることも大切ですが、アシストはチーム全体の攻撃を活性化させ、他の選手の強みを引き出します。息子がフリーの選手にパスを出しているシーンは、チームプレイにおいて非常に価値があります。
また、パスを出すことで相手のディフェンスを引きつけ、その隙間を突いて攻撃を広げることができます。息子のプレイスタイルは、周りが良い場所にいる選手にボールを預けることで、チーム全体の得点力を高める重要な役割を果たしています。
突っ込むプレイの重要性
とはいえ、バスケットボールにおいては自分から積極的に攻めることも重要です。特に、息子のように身長が低い場合、ガードやフォワードとして素早いドライブやシュートのタイミングを見逃さないことが、チームにとって大きなアドバンテージになります。
消極的に見えるプレイを改善するためには、ボールを持った際にもう少し自分で攻める意識を持つことが大切です。シュートを決めることで自信をつけ、もっと積極的にコートを走り回るようになるでしょう。もちろん、アシストも大切ですが、自分で得点を決める力を養うことも重要です。
スコア表とその捉え方
ミニバスの試合では、得点した選手のみがスコア表に記録されることが一般的です。このため、アシストやディフェンスなど他の貢献が目立たないことが多く、息子が活躍しているにもかかわらず、それがスコアに反映されないことに寂しさを感じることがあります。
しかし、アシストやチームへの貢献は数字には現れませんが、試合の中では非常に重要です。息子がフリーの選手にパスを出すことで、チーム全体の得点が増え、勝利に繋がっていることを忘れないでください。
まとめ
息子のプレイスタイルが消極的に見えることについて悩んでいるかもしれませんが、実際には非常に賢く、チームプレイを重視した選択をしています。パスを出してチームの流れを作ることは、得点と同じくらい重要です。しかし、攻める意識を持つことで、より積極的にプレーすることができるでしょう。ミニバスでは、スコアに反映されない部分での活躍が多いですが、その貢献は大きな価値があります。息子がプレイしていることで、チーム全体が成長することを見守りましょう。
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