高校野球で使用するグローブの色には厳格な規定があり、メーカーのカラー名だけでは使用可否を判断できません。特に「赤に見えるオレンジ」など、色味が微妙な場合、メーカー名やカラー名だけで判断するのは危険です。
高校野球で使用可能なグローブの色
日本高等学校野球連盟(高野連)の規定によれば、グローブの本体カラーは「ブラウン系」「オレンジ系」「ブラック」の3色が基本です。これらの色に該当するカラーであれば、表部と裏部のカラーが異なっていても使用可能です。
メーカーのカラー名と実際の使用可否
メーカーが「◯◯オレンジ」と名付けたカラーでも、実際には「赤」に近い色味であれば使用できません。例えば、GSグローブの「キャラメル」はブラウン系、SSKの「レディッシュブラウン」はブラウン系、ミズノの「ラディッシュ」はオレンジ系として認められています。
色味の微妙な判断基準
色味の判断はメーカーの申請内容に基づいており、見た目の色味だけでは判断できません。例えば、明るい「ブロンドカラー」はブラウン系として認められる場合がありますが、見た目では判断が難しいため、メーカーの申請内容を確認する必要があります。
まとめ
高校野球で使用するグローブの色は、見た目の色味だけでなく、メーカーが高野連に申請したカラー名とその内容に基づいて判断されます。購入前にはメーカーの公式サイトや販売店で、使用可能なカラーかどうかを確認することが重要です。
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