プッシュアップバーや足を高くした腕立て伏せは、上腕三頭筋を効率的に鍛えるための優れたエクササイズです。どちらの方法も、上腕三頭筋にさまざまな部分に効かせることができますが、その効果を最大化するためには、腕立て伏せの角度や姿勢を調整することが重要です。本記事では、それぞれの方法がどの部分に特に効くのかについて詳しく解説します。
プッシュアップバーで上腕三頭筋に効かせる部位
プッシュアップバーを使った腕立て伏せでは、手を地面から持ち上げることで、より深い動作が可能になり、上腕三頭筋の特に長頭に効かせることができます。バーを使用することで、腕の可動域が広がり、肘の伸展が強調されるため、上腕三頭筋の長頭に効果的です。
また、プッシュアップバーを使うことで、肩の前部や胸部の筋肉にも効果がありますが、上腕三頭筋の長頭に効かせたい場合は、肘を外側に向けて行うと良いでしょう。
足を高くした腕立て伏せで上腕三頭筋に効かせる部位
足を高くした腕立て伏せでは、足を台に乗せて体を斜めにした状態で行うことで、より強い負荷を上腕三頭筋にかけることができます。特に、この体勢では上腕三頭筋の短頭に効かせることができます。
足を高くすることで、腕を押す力が強調され、三頭筋の短頭部分がしっかりと活性化します。また、肩や胸筋も一緒に使われるため、全体的に鍛えられる効果もあります。
上腕三頭筋の長頭と短頭の違い
上腕三頭筋は、長頭、外側頭、内側頭の三つの部位から構成されています。長頭は上腕の後ろ側を占め、肩甲骨から肘にかけて伸びており、特に肩の位置によって動きが変わります。短頭は肘の近くに位置し、腕を伸ばすときにより強く働きます。
プッシュアップバーや足を高くした腕立て伏せを行う際、動作の角度や体の姿勢を意識的に調整することで、上腕三頭筋のそれぞれの部位をターゲットにすることが可能です。
まとめ
プッシュアップバーを使うことで上腕三頭筋の長頭に効果的なトレーニングができ、足を高くした腕立て伏せでは短頭に効かせることができます。それぞれの方法をうまく使い分けることで、上腕三頭筋を全体的に鍛えることが可能です。どちらの方法もフォームと姿勢を意識して行うことが、効果を最大化するための鍵です。
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