ヘックスバー(トラップバー)の違いと選び方:六角形と半六角形の形状比較

トレーニング

トラップバー(ヘックスバー)は、デッドリフトやスクワットなどのトレーニングに使用される器具で、通常のバーベルよりも関節への負担を軽減し、効率的なトレーニングを可能にします。しかし、トラップバーにも種類があり、特に「六角形」と「半六角形」の形状には違いがあり、どちらを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。

ヘックスバーの形状の違い

一般的に、トラップバーは大きく分けて「六角形」と「半六角形」の形状があります。六角形のものは、全周囲を囲むような形状で、バーの両側に対して均等に負荷をかけることができるのが特徴です。一方、半六角形のものは、形が少し開いているため、動きに制限をかけずに使用することができ、特に肩や腕の動きが自由になる場合があります。

形状の違いによって、使用感やトレーニングの効果にも違いが出るため、自分の目的に応じて選ぶことが重要です。

六角形のトラップバーの特徴と利点

六角形のトラップバーは、特にデッドリフトやスクワット時に安定感を提供し、バーが体に密着しやすいため、効率的に重量を持ち上げやすくなります。このタイプのバーは、肩や手首にかかるストレスを軽減し、リスクを最小限に抑えることができるため、トレーニング中の安全性が高まります。また、全周囲を囲むことで、広い足幅や足の動きに対応しやすいです。

しかし、全周囲が囲われているため、足を広げすぎると動きにくさを感じる場合もあります。

半六角形のトラップバーの特徴と利点

半六角形のトラップバーは、形が開いているため、体の前にバーを置くことができ、より自由に動作を行うことが可能です。この形状は、特に肩幅や腕の自由度を重視する場合に便利です。また、半六角形のバーは、使い勝手の良さや多用途性が魅力的であり、肩や腰への負担を減らすために有効な選択肢となります。

一方で、安定感がやや劣るため、重い重量を持ち上げる際には注意が必要です。

どちらを選ぶべきか

「六角形」と「半六角形」のトラップバー、どちらを選ぶべきかは、トレーニングの目的や個々の体型、トレーニングスタイルに依存します。一般的に、トラップバー初心者やデッドリフトを重視する人には六角形の方が安定感がありオススメです。一方、肩や腕の動きの自由度を求める方には半六角形が向いているかもしれません。

また、大谷翔平選手が使用していた半六角形のトラップバーも、バランスが取れた選択肢として注目されています。どちらが自分に合っているか、実際に試してみて、自分の体にフィットする形状を選ぶことをお勧めします。

まとめ

トラップバーの選び方において、六角形と半六角形の形状の違いは、トレーニングの目的や使い心地に大きな影響を与えます。六角形は安定性を重視する方に最適で、半六角形は自由度と多用途性を求める方に向いています。自分のトレーニングに最も合った形状を選ぶことで、より効果的なトレーニングが可能となります。

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