バレーボールを続けていく中で、特にフットワークや動きの速さが求められます。質問者のように、高校から始めて大学でもサークルでプレーしている中で、前に落ちるボールを拾えない、また小回りが効かないという悩みを持つ方は多いでしょう。そこで、狭いスペースでも道具を使わずにできるフットワーク向上トレーニングを紹介します。
フットワーク改善の基本:素早く動くための基本姿勢
バレーボールのフットワークは、正しい基本姿勢から始まります。まず、足を肩幅に広げ、膝を軽く曲げて腰を落とすことが大切です。この姿勢を維持したまま、前後や左右に素早く動けるようになることが、フットワークを向上させる基礎となります。
この基本姿勢を意識することで、動きがスムーズになり、次のステップへの素早い移行が可能になります。
狭い場所でできるフットワークのトレーニング方法
狭いスペースでもできるフットワーク練習として、まず「スラロームドリル」をおすすめします。これは、前後左右に素早く動きながら、狭いスペースで素早く方向転換をする練習です。
例えば、部屋の中で障害物(椅子やテーブルなど)を使ってコースを作り、その周りを素早く移動します。ボールを使わずにこの動きだけでも、素早い反応と小回りを効かせる力を養えます。
フットワーク向上のためのストレッチと柔軟性
フットワークを改善するためには、柔軟性の向上も重要な要素です。特に、足首や膝、股関節の可動域を広げることで、より自由に動くことができるようになります。
特にお勧めするのは、足首のストレッチやハムストリングス(太ももの裏側)のストレッチです。これらを毎日少しずつ行うことで、足の動きがスムーズになり、フットワークが格段に向上します。
ダッシュとターンの練習
フットワークを向上させるために有効なトレーニングとして、ダッシュとターンを繰り返す練習も効果的です。部屋の中でも、短い距離を全力でダッシュし、急に方向を変えてターンすることで、バレーボールで必要なスピードと反応を鍛えられます。
例えば、部屋の端から端まで全力で走り、ターンして反対側に戻ることを繰り返します。この練習を繰り返すことで、フットワークがスピーディになり、試合中でも動きが格段に速くなります。
まとめ
フットワークを向上させるためには、基本姿勢の改善、狭い場所でもできるフットワークドリル、柔軟性の向上、そしてダッシュとターンの練習が効果的です。道具を使わずに自宅でもできるトレーニングを日々続けることで、動きの速さや小回りが効くようになり、試合でも大きな貢献ができるようになります。フットワークが改善されることで、前に落ちるボールも拾いやすくなり、プレーの幅が広がります。継続的に練習を行い、自信を持ってプレーに臨んでください。
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