ベンチプレス120キロ8回のマックス重量予測方法とは?

トレーニング

ベンチプレスで120キロを8回挙げることができる場合、その最大挙上重量(1RM)はどれくらいになるのでしょうか?この質問に対する答えを導き出すためには、いくつかの計算方法を使って予測することが可能です。今回は、一般的な計算式や方法を紹介し、実際にどれくらいの重量が挙げられるのかを予測します。

1RMの予測方法とは

1RM(1回最大挙上重量)は、1回だけ挙げられる最大の重量を意味します。これを予測するためには、いくつかの方法があり、その中でよく使われるものが「Epleyの計算式」です。Epleyの計算式では、現在挙げられる重量を基に、1RMを予測します。

例えば、120キロを8回挙げられる場合、この計算式に当てはめることで1RMを求めることができます。

Epleyの計算式で1RMを予測する

Epleyの計算式は以下のようになります。

1RM = 重量 × (1 + 0.0333 × 回数)

この式を使って、120キロを8回挙げる場合の1RMを計算してみましょう。

1RM = 120 × (1 + 0.0333 × 8) = 120 × 1.2664 ≈ 151.97キロ

この結果から、120キロを8回挙げる場合、1RMは約152キロ程度になると予測できます。

他の計算式を使った予測

1RMの予測には他にも「Brzyckiの計算式」や「Wathanの計算式」などがあります。これらを使うことで、少し異なる予測結果が出ることがありますが、いずれも概算であり、実際の1RMは個人の体調や練習の質によって異なります。

例えば、Brzyckiの計算式では次のように計算します。

1RM = 重量 × (36 / (37 - 回数))

これを使って計算すると、次のようになります。

1RM = 120 × (36 / (37 - 8)) ≈ 120 × 1.1633 ≈ 139.60キロ

こちらの結果では、約140キロが1RMとして予測されます。

筋力の向上と1RMの関係

練習を続けることで、1RMは確実に向上します。特に、回数が増えてくると、1RM予測も変わってきます。筋力を増強するためには、軽い重量での高回数のトレーニングも有効ですが、1RMを確実に上げるためには、高重量・低回数のトレーニングが重要です。

また、食事や休養も筋力向上に大きな影響を与えるため、これらの要素にも十分に注意を払う必要があります。

まとめ

120キロを8回挙げることができる場合、1RMは約140キロ〜152キロ程度であると予測できます。計算式によって若干の差はありますが、どちらにしても、かなりの筋力を有していることがわかります。1RMを向上させるためには、定期的なトレーニングと適切な栄養、休養を心がけることが重要です。

実際の1RMを試す場合は、必ず安全を確保し、適切なフォームでトレーニングを行いましょう。

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