2025年6月8日、東京・有明コロシアムで行われたWBC・IBF世界バンタム級王座統一戦で、中谷潤人が西田凌佑に6回TKO勝利を収めました。この試合は両者の無敗対決として注目を集め、試合後には井上尚弥との対戦が期待されています。
中谷潤人の戦術と試合内容
中谷は試合開始から積極的に攻め、接近戦での打撃を中心に展開しました。特に、ジャブから左ストレートで距離を詰め、アッパーを連発するなど、序盤から西田を圧倒しました。西田はカウンターで応戦しましたが、中谷の猛攻を防ぐことはできませんでした。
西田凌佑の健闘と試合中のアクシデント
西田はスパーリングでの徹底的な準備を経て臨みましたが、試合中に右肩を脱臼し、6回終了後に続行不可能となりました。試合後、枝川会長は「3回に右肩を脱臼していた」と明かし、西田の健闘を称えました。
井上尚弥との対戦展望
試合後、中谷は井上尚弥に「あとちょっとで行くので待っててください」と呼びかけ、井上も「スーパーバンタム級戦線へようこそ。こんな強い日本人がいたらワクワクしちゃうよな」とコメントしました。両者の対戦は、2026年に東京ドームでの実現が期待されています。
まとめ
中谷潤人は西田凌佑との試合でその実力を証明し、井上尚弥との対戦に向けて大きな一歩を踏み出しました。今後のスーパーバンタム級戦線での活躍が楽しみです。
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