高校硬式テニス部の練習メニューと時間配分

テニス

高校の硬式テニス部で効率的に練習メニューを組むことは、部員の技術向上にとって非常に重要です。部員数が少ない場合でも、全員が参加しやすく、効果的な練習メニューを作成することが可能です。今回は、平日2時間、休日(土曜)3時間の練習メニュー例を紹介します。

1. 平日2時間の練習メニュー

平日の練習は、基本的に短時間で集中的に行うことが求められます。部員が8人の場合、個別の練習とグループ練習を組み合わせることで、全員が効率よく練習できます。

練習メニュー(2時間)

  • ウォームアップ(15分): ジョギング、ストレッチ、ラケットを使った軽いウォームアップ
  • 基礎練習(30分): フォアハンド、バックハンドのラリー練習。ペアでの練習を行い、基礎技術を固める
  • サーブ練習(20分): サーブの精度を高めるために、ターゲットを決めてのサーブ練習
  • ダブルス練習(25分): 実際の試合形式でダブルス練習。ポジショニングやコンビネーションを意識する
  • ミニゲーム(10分): 2対2または3対3のゲーム形式で実戦感覚を養う
  • クールダウン(10分): 軽いジョギングとストレッチ

2. 休日(土曜)3時間の練習メニュー

休日は時間が長いため、さらに実戦に近い練習を取り入れることができます。個別の技術向上だけでなく、試合形式の練習を強化することがポイントです。

練習メニュー(3時間)

  • ウォームアップ(15分): ジョギング、ストレッチ。特に動的なストレッチを意識する
  • 技術練習(40分): フォアハンド、バックハンド、ボレー、スマッシュの個別練習。各部員の弱点を補強する
  • サーブ&リターン練習(30分): サーブの練習を集中して行い、リターン練習を組み合わせてプレッシャーをかける
  • ダブルス練習(50分): 実戦形式でダブルスの練習を行い、戦術やポジショニングを意識する
  • ゲーム形式(40分): 1対1、2対2などの試合形式を行い、実戦感覚を養う
  • クールダウン(15分): ストレッチとリラックスしたウォーキングで体をほぐす

3. 練習のポイントと注意点

練習を効率よく行うためには、メニューの順番や時間配分を守ることが重要です。また、練習中に意識すべきポイントとしては、技術だけでなく、試合で必要となる精神的な強さも養うことが大切です。

練習後にフィードバックの時間を設け、個々の課題を明確にし、次回に活かせるようにしましょう。

4. まとめ

テニス部の練習メニューは、基本的な技術練習から試合形式まで、バランスよく組み合わせることが効果的です。限られた時間の中で、部員全員が成長できるような練習を心がけましょう。練習後の振り返りを行うことで、次回の練習に繋がる改善ができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました