インドアでRシャフトを使ったドライバーショットでプッシュスライスが多くなる問題に直面している方は少なくありません。ヘッドスピードが45〜46で、コースではそれが42〜43程度になることでプッシュが出ないのは、スイングのタイミングやシャフトのしなりに影響されている可能性があります。この記事では、Rシャフトのドライバーでプッシュスライスが出る原因とその改善方法について解説します。
Rシャフトとヘッドスピードの関係
Rシャフトは柔らかめのシャフトで、一般的にヘッドスピードが速いゴルファーには向いていないとされています。ヘッドスピードが高い場合、シャフトがしなり戻りきらず、インパクトの瞬間にヘッドが開いて当たることがあります。これがプッシュスライスの原因の一つです。
インドアでの練習時にヘッドスピード45〜46で打つと、シャフトが十分にしなり戻らず、クラブフェースが開いた状態でボールに当たってしまうことが多いです。コースではスピードが落ちるため、しなり戻りやすくなり、プッシュスライスが出にくくなるのです。
プッシュスライスが発生する理由
プッシュスライスが出る主な理由は、クラブフェースがインパクト時に開いていることです。これが原因でボールが右に飛び、スライス回転がかかります。Rシャフトを使った場合、シャフトがしなりすぎてインパクトでフェースが開いてしまうことが多く、これがプッシュスライスを引き起こすのです。
また、シャフトのしなりをうまく使えないと、インパクト時にボールを捉えるタイミングがズレ、結果としてスライス回転がかかりやすくなります。この現象は、特にインドアでの高いヘッドスピードで顕著になります。
対策:シャフトの硬さを見直す
プッシュスライスを改善するためには、シャフトの硬さを見直すことが効果的です。Rシャフトは柔らかすぎるため、高いヘッドスピードを持つゴルファーには不向きな場合があります。より硬めのシャフト(SシャフトやXシャフト)を使うことで、シャフトのしなりをコントロールしやすくなり、クラブフェースが開くのを防ぐことができます。
シャフトの硬さを変更することで、インパクト時のフェースの向きが安定し、プッシュスライスのリスクを減らすことができます。
スイングの改善点と練習方法
スイング自体を改善することも重要です。プッシュスライスを防ぐためには、スイングプレーンを安定させ、クラブフェースが適切な位置でインパクトするように意識する必要があります。特に、スイング軌道がアウトサイドインにならないように注意し、インサイドアウトの軌道を意識することが大切です。
また、インドアでの練習時にヘッドスピードが高くなりがちですが、コースでの実際のプレーを意識して、ヘッドスピードを調整しながら練習することが役立ちます。練習時に反復練習を行い、インパクト時の感覚を体に覚えさせることが大切です。
まとめ:プッシュスライスの改善方法
Rシャフトを使ったドライバーショットでプッシュスライスが出る理由は、シャフトのしなりが適切に戻らないため、インパクト時にクラブフェースが開いてしまうことが原因です。これを改善するためには、シャフトの硬さを調整したり、スイング軌道を見直したりすることが効果的です。また、インドア練習ではなくコースでの実際のプレーを意識し、ヘッドスピードを調整しながら練習することも改善に繋がります。
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