オーシャンフリークスのレバードラグリールにおいて、MAXドラグはラインが最小巻きの状態で示されていることが多いですが、実際にラインを満タンに巻いた場合、ドラグ値はどのように変化するのでしょうか?特にテコマックスシリーズやキャプチャシリーズのリールに関して、満タン時の実用的なドラグ値について詳しく解説します。
1. レバードラグリールのドラグの仕組み
レバードラグリールのドラグ設定は、スプールの外径や巻かれるラインの量によって影響を受けます。ドラグのMAX値は通常、ラインが最小巻きの状態、つまりスプールにラインが少ない状態での値が表示されることが一般的です。これはラインがスプールに少ない場合、ドラグが最大の抵抗を示すためです。
スプールにラインを多く巻いた状態では、ドラグの効きが多少変わり、実際の使用時にどれだけの抵抗がかかるのかは、ラインの状態やリールの設計による影響を受けます。
2. テコマックスシリーズのドラグ値
例えば、テコマックスシリーズでは、MAXドラグ値として25kgと記載されています。このMAX値は、スプールに少量のラインが巻かれている状態での最大限の抵抗力を示しています。しかし、実際にラインを満タンに巻いた場合、ドラグ値は若干低くなる可能性があります。
具体的には、スプール外径が60mm(3600)や70mm(6600)と異なるため、巻いたライン量が増えることでドラグ設定に若干の変化が生じます。これにより、リールのドラグが実際の釣りにおいて十分に機能するかどうかが決まります。
3. キャプチャシリーズのドラグ値
キャプチャシリーズにおけるドラグのMAX値は、例えばキャプチャ60hgで25kg、50hgで20kgとなっています。これも、スプール外径やラインの巻き量に影響されるため、実際に釣りを行う際にどの程度のドラグ設定を使用するかは、釣りの状況や使用するラインによって変わります。
キャプチャ60hgを使用してクロマグロをターゲットにする場合、ドラグを締めすぎることでギアに負担がかかることがあります。そのため、ドラグ設定は慎重に行い、釣りの進行に合わせて調整することが大切です。
4. リールのメンテナンスとドラグ設定
ドラグ設定を適切に管理することは、リールの寿命を延ばし、長期間にわたって快適に使用するために重要です。特に、リールのギア部分に負担をかけすぎないよう、MAXドラグを超えないように使用することが推奨されます。
もし、リールのギアがゴロゴロと音を立てるようになった場合、過度にドラグを締めていた可能性があります。このような症状が見られる場合、リールのメンテナンスや点検を行うことが重要です。
5. まとめ
オーシャンフリークスのレバードラグリールは、スプールにラインを満タンに巻いた場合、MAXドラグ値は若干低くなる可能性があります。ラインの巻き量やリールの設計により、実際のドラグ値が変動するため、釣りの状況に応じた調整が求められます。
リールを長持ちさせ、効率よく使用するためには、適切なドラグ設定を守り、過度な負担をかけないように心がけることが大切です。
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