投手の球数を越えると球威とコントロールが落ちる理由と改善方法

野球全般

社会人草野球で投手をしている方から、50球を超えると球威やコントロールが落ちてしまうという質問をいただきました。今回はその原因と改善方法について解説します。

投手が球数を越えるとコントロールや球威が落ちる理由

投手が球数を超えると腕が張り、球威やコントロールが低下する主な原因は、肩や肘の疲労、筋肉や関節の柔軟性の不足が挙げられます。投球を繰り返すことで、筋肉が疲労し、最初はスムーズに投げられた球も、だんだんと力強さを失います。

また、投球フォームが崩れたり、腕の使い方が不適切だと、体全体に負担がかかり、投球の精度が低下します。

改善するために鍛えるべき部位

球数が増えると腕の疲労感が増すため、特に肩や肘周りの筋肉を強化することが大切です。肩周りの筋肉を鍛えることで、投球の安定性が増し、腕の張りを軽減できます。

また、全身のバランスを保つために、下半身や体幹の筋力も鍛える必要があります。体幹がしっかりしていると、投球フォームが安定し、長時間投げてもコントロールが乱れにくくなります。

おすすめのトレーニング方法

肩回りの強化には、ダンベルやケーブルマシンを使った肩の筋トレが有効です。特に肩甲骨周りの筋肉を鍛えることで、投球動作が安定します。

また、体幹を鍛えるためには、プランクやロシアンツイスト、バランスボールを使ったエクササイズが効果的です。下半身の強化には、スクワットやランジなどを取り入れて、投球時にしっかりと地面を蹴る力を養いましょう。

投球フォームの見直し

腕の張りや疲労を軽減するためには、投球フォームの見直しも重要です。肩や肘に負担がかからないように、投球フォームが自然でスムーズになるように意識しましょう。

例えば、肩を過剰に回し過ぎないようにする、足の踏み込みをしっかりと行うなど、フォームの安定性を保つことが重要です。フォームチェックを行い、必要に応じてコーチにアドバイスをもらいましょう。

まとめ

投球を続ける中で腕の張りやコントロールの低下を防ぐためには、肩や肘周りの筋力強化と、体幹や下半身のトレーニングが不可欠です。また、投球フォームの見直しも重要なポイントです。これらを実践することで、より長時間安定した投球が可能になります。

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