ロードバイクのメンテナンスやパーツ交換は、性能向上や快適なライディングを実現するために重要な作業です。特にSTI(シフター・ブレーキレバー)やリムブレーキ(BR)の交換について、どこまで交換するべきか迷うことがあるでしょう。この記事では、STIやリムBRの交換に関するアドバイスを詳しく解説します。
1. STIとアウターワイヤーの交換について
STIを交換する場合、アウターワイヤーだけを残して内部ワイヤーやその他のパーツを交換するという選択肢もありますが、ほとんどの場合、STI、インナーケーブル、アウターワイヤーをすべて交換することをおすすめします。特に、STIの性能を最大限に活かすためには、ワイヤーが劣化していないことが重要です。
ワイヤーが古くなると、シフターの動きが鈍くなることがあります。したがって、STIと一緒にワイヤー全体を交換することで、変速性能やブレーキの応答性を向上させることができます。
2. リムブレーキの交換タイミングとSTIの交換
リムブレーキを交換する際、STIと一緒に交換するかどうかは、いくつかの要因によります。もし、STIの性能に不満がなく、ブレーキの性能だけを向上させたい場合は、STIの交換を省略してリムブレーキのみ交換することも可能です。
しかし、STIとリムブレーキは密接に関わっているため、ブレーキ性能を最大化するためには、STIの交換を一緒に行う方が効果的です。新しいSTIレバーは、より滑らかな変速やブレーキングを実現することができ、特にレースや長時間のライドではその差を実感できるでしょう。
3. STIとリムBRの選び方
STIレバーを選ぶ際には、現在のバイクの仕様に合ったものを選ぶことが重要です。特に、機械式STIと油圧式STIでは、変速やブレーキの操作感が大きく異なります。機械式STIレバーはシンプルでメンテナンスが比較的簡単ですが、油圧式に比べて変速やブレーキングの精度が劣る場合があります。
リムブレーキの選択においても、使用するタイヤやブレーキシューの種類、さらにライディングスタイルを考慮する必要があります。リムの素材や形状、ブレーキの効き具合も重要なポイントです。
4. まとめ
STIレバーとリムブレーキを交換する際は、パーツの互換性や性能向上を考慮し、全てのパーツを一緒に交換することが一般的に推奨されます。特に、STIレバーとワイヤーの劣化は変速やブレーキ性能に直接影響するため、全交換を検討しましょう。リムブレーキについても、STIと一緒に交換することで、バイク全体のパフォーマンスが向上します。
自分のライディングスタイルや用途に合わせたパーツ選びを行い、最適なコンディションで快適なライディングを楽しみましょう。
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