7月初旬に燕岳・大天井岳でのテント泊を計画している方へ、雪上テント泊の注意点や服装、ルート情報などをまとめました。これからの登山準備に役立ててください。
大天井岳の登山難易度と体力要件
大天井岳は燕岳からさらに進んだ先に位置し、標高差や岩場、急登などが続きます。特に「大天井の壁」と呼ばれる急登は体力的に厳しい部分もありますが、休憩を挟みながら進めば、無理なく登頂可能です。実際の登山レポートでは、合戦小屋から大天荘まで約7時間の行程で登頂した例もあります。
雪上テント泊の注意点と装備
7月初旬でも、燕岳のテント場には雪が残っている可能性があります。雪上テント泊は初めての方も多いかと思いますが、以下の点に注意してください。
- テント設営場所の選定:雪面に直接テントを設営する場合、風でテントが飛ばされないように石や雪で固定する必要があります。
- 防寒対策:標高が高いため、昼間でも気温が低くなることがあります。フリースやダウンジャケットなどの防寒着を用意しましょう。
- 雪上行動の注意:雪面は滑りやすいため、アイゼンや軽アイゼンを使用することをおすすめします。
7月初旬の山頂での服装
7月初旬の山頂では、日中でも気温が氷点下になることがあります。以下の服装を参考にしてください。
- 速乾性のあるインナー:汗をかいてもすぐに乾く素材のものを選びましょう。
- フリースやダウンジャケット:防寒対策として必須です。
- 防水・防風のアウター:レインウェアやウインドシェルがあると便利です。
- 手袋・帽子・ネックウォーマー:寒さ対策として持参しましょう。
まとめ
7月初旬の燕岳・大天井岳でのテント泊は、雪上行動や急登など、通常の登山とは異なる注意点があります。事前に十分な準備と情報収集を行い、安全で快適な登山を楽しんでください。
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