外岩リード終了点の適切なクリッピング方法とテンションのかけ方

登山

外岩でのリードクライミングにおいて、終了点の設置やテンションのかけ方は安全性に直結する重要な要素です。特に、流動分散スリングを使用する際には、適切な手順を踏むことが求められます。

流動分散スリングの使用とその注意点

流動分散スリングは、支点が複数ある場合に、荷重を均等に分散させるための技術です。これにより、一方の支点が破損した際の衝撃を軽減できます。しかし、スリングの長さやクリッピング位置が適切でないと、逆に危険を招く可能性があります。

終了点へのクリッピングとテンションのかけ方

終了点に到達した際、まずはセルフビレイを取り、支点の確認を行います。その後、メインロープを終了点にクリップし、ビレイヤーにテンションをかけてもらいます。これにより、支点に確実に荷重がかかり、安全が確認されます。

終了点の高さと完登の判断

終了点が本来の位置より低い場合でも、クリッピング後に支点まで登り、安定した状態でテンションをかけることで、安全性が確保されます。ただし、支点の強度や設置方法によっては、追加のバックアップを検討することが推奨されます。

まとめ

終了点の設置やテンションのかけ方は、クライミングの安全性に直結します。流動分散スリングの使用や終了点へのクリッピング時には、適切な手順と確認を行い、安全なクライミングを心がけましょう。

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