ロードバイクを乗り換えたいけれど、現在使用しているホイールを新しいバイクに載せ替えたいという方は少なくありません。特に、スルーアクスルとクイックリリースが混在している場合、ホイールの互換性について悩むことが多いです。今回は、フロントがスルーアクスル、リアが135mmクイックリリースのホイールを、次のバイクに適合させるためのアダプター選びについて詳しく解説します。
1. スルーアクスルとは?
スルーアクスルは、特にディスクブレーキ付きのロードバイクやMTBで使用されるホイールの固定方式です。クイックリリースとは異なり、アクスル(軸)がフレームやフォークを通り抜けて、ナットでしっかりと固定されます。これにより、ホイールの剛性が向上し、走行性能が改善されると言われています。
リアのスルーアクスルは、12mmが主流ですが、過去には9mmのクイックリリースが一般的でした。最近では、142mmや148mmの幅のスルーアクスルが多く使われるようになっています。
2. ホイールの換装とアダプターの選び方
ホイールの換装において、最も重要なのはフレームとフォークに合ったアクスル規格に合わせることです。もし、フロントがスルーアクスル、リアがクイックリリースのモデルをお使いの場合、新しいバイクがリア142mmのスルーアクスル対応の場合、アダプターを使ってスルーアクスル化する必要があります。
ネット上で調べた結果、12mmの太さが主流だとされているため、9mmから12mmに変換するアダプターが求められています。アダプターは、ホイールに装着することで、異なる規格に適合させることができ、簡単にスルーアクスル化が可能です。
3. アダプターのおすすめと選び方
アダプターを選ぶ際には、まずホイールの種類と、使用するフレームやフォークの規格を確認することが重要です。12mmへの変換アダプターがほとんどの場合に対応していますが、確認してから購入しましょう。
おすすめのアダプターとしては、「Klein Tools」や「DT Swiss」などのブランドが信頼性があり、口コミでも評判です。価格帯は2000円から5000円程度で購入可能です。アダプターを選ぶ際には、フレームやホイールの互換性をチェックし、装着可能かを確認してから選ぶようにしましょう。
4. ホイール交換の際の注意点
ホイールを交換する際には、アダプターを装着した後、ディスクブレーキの位置やアライメントのチェックも重要です。ブレーキが正常に作動するかを必ず確認し、走行前には安全確認を行いましょう。また、スルーアクスルとクイックリリースの違いによるホイールの取り付け位置や固定方法にも注意が必要です。
また、ホイール交換後は走行テストを行い、問題がないかを確認することが大切です。特にブレーキ性能や走行時の振動についてもチェックしましょう。
5. まとめ
ホイールの交換とアダプター選びは、ロードバイクをより快適にするための大切な作業です。フレームやフォークの規格に合わせて正しいアダプターを選ぶことが、スムーズな走行に繋がります。アダプター選びの際は、互換性と品質を確認し、安全を最優先にすることが重要です。
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