競泳の基本ルール完全ガイド|4泳法のスタートからターン、ゴールタッチまで

水泳

競泳では、各泳法ごとに厳密なルールが定められています。スタートからゴールタッチまで、どのような動作が許され、どのような行為が失格につながるのかを理解することは、選手としてだけでなく、観戦者としても重要です。この記事では、4泳法(自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ)の基本ルールを詳しく解説します。

自由形(クロール)の基本ルール

自由形では、どの泳法でも構いませんが、ほとんどの選手がクロールを選択します。主なルールは以下の通りです。

  • スタート:スタートの合図「Take your mark」の後、笛の音でスタートします。合図前に動くと「フォルススタート」となり、失格となる可能性があります。
  • 泳法:どの泳法でも構いませんが、メドレー競技では順番が決まっています。
  • ターン:壁に体の一部を触れなければなりません。プールの底を歩いたり蹴ったりすることは禁止されています。
  • ゴールタッチ:体の一部が壁に触れれば良いですが、片手でも構いません。

平泳ぎの基本ルール

平泳ぎは、両腕を同時に前方に伸ばし、同時に足でキックを行う泳法です。主なルールは以下の通りです。

  • スタート:スタート後、最初の一かき目と一蹴り目は完全に脚のところまで持っていくことができ、その間は潜水しても問題ありません。
  • 泳法:両腕と両足は同時に動かさなければならず、交互に動かしてはなりません。
  • ターン:壁に両手で同時にタッチしなければなりません。片手だけでタッチしたり、タイミングがずれると失格となります。
  • ゴールタッチ:両手で同時にタッチしなければなりません。

背泳ぎの基本ルール

背泳ぎは、仰向けの姿勢で泳ぐ泳法です。主なルールは以下の通りです。

  • スタート:スタートの合図「Take your mark」の後、笛の音でスタートします。合図前に動くと「フォルススタート」となり、失格となる可能性があります。
  • 泳法:常に仰向けの姿勢で泳がなければなりません。途中でうつぶせになったり、ゴールの際にお腹を下にしてタッチすると失格となります。
  • ターン:壁に体の一部を触れなければなりません。
  • ゴールタッチ:仰向けの姿勢で壁に触れなければなりません。

バタフライの基本ルール

バタフライは、両腕を同時に前後に動かし、両足でドルフィンキックを行う泳法です。主なルールは以下の通りです。

  • スタート:スタート後、最初の腕のかき始めから体はうつ伏せでなければなりません。
  • 泳法:両腕は同時に動かさなければならず、交互に動かしてはなりません。足の上下動作も同時に行わなければなりません。
  • ターン:壁に両手で同時にタッチしなければなりません。
  • ゴールタッチ:両手で同時にタッチしなければなりません。

まとめ

競泳では、各泳法ごとに厳密なルールが定められています。スタートからゴールタッチまで、どのような動作が許され、どのような行為が失格につながるのかを理解することは、選手としてだけでなく、観戦者としても重要です。これらのルールを守ることで、競技の公平性と安全性が保たれます。競泳を楽しむためには、ルールを正しく理解し、実践することが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました