ブラジリアン柔術におけるデラヒーバガードは、非常に強力なポジションであり、相手をコントロールするために重要なポイントがいくつかあります。特に、相手のかかとを持つべきか、それともパンツの裾を持つべきかという問題は、初心者から上級者まで多くの柔術家が悩むポイントです。この記事では、どちらを持つべきかについてのアドバイスを紹介します。
デラヒーバガードとは?
デラヒーバガードは、主に相手の片足を自分の足で引っ掛け、片方の手で相手のパンツやかかとをつかみ、もう一方の手で相手の上体をコントロールするガードの一種です。これにより、相手を動かし、自分が攻撃を仕掛けるための位置を作りやすくなります。
かかとを持つ利点とデメリット
かかとを持つことによって、相手の足をより強力にコントロールできるという利点があります。特に相手がバックを取ろうとする動きや、足を使った逃げの動きを封じることができます。デメリットとしては、足を持っているだけでは動きを制限しきれず、相手が自分の体勢を立て直すチャンスを与える可能性があります。
パンツの裾を持つ利点とデメリット
パンツの裾を持つことによって、相手の上体をよりしっかりと引き寄せてコントロールできるため、特に相手が前に出ようとする際に有利です。また、パンツを掴むことで素早いポジション変更や次の攻撃に繋げやすいという利点もあります。デメリットとしては、相手の足をコントロールする能力が制限される場合があり、特に足を使ったディフェンスに対して弱くなる可能性があります。
状況に応じた使い分け
デラヒーバガードにおいて、どちらを掴むかは状況により異なります。例えば、相手が積極的に攻撃してきたり、ポジションを立て直そうとする時にはかかとをつかむことでより強いコントロールが可能です。一方で、相手が動きを止めようとしている時や、攻撃を仕掛けるタイミングにはパンツの裾をつかむことで素早くポジションチェンジができ、有利に進められます。
まとめ
デラヒーバガードにおけるかかととパンツの裾の選択は、シチュエーションに応じて使い分けることが重要です。どちらを持つかは、相手の動きに対する理解と、次に自分がどう攻撃するかによって変わります。練習を重ねることで、自分にとって最適な選択ができるようになるでしょう。
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