高校2年生800mベスト2分33秒から30秒切りを目指す練習方法

高校2年生の800m選手が、ベストタイム2分33秒から30秒を切るためには、どのようなトレーニングが必要か。特に、冬季練習でインターバルを中心に行っていたが、最近はペース走や長めのジョグにシフトしているという状況で、どのトレーニングが効果的なのかを見ていきましょう。

1. 800mのタイムを縮めるための基本的なアプローチ

800mは短距離と長距離の中間に位置するため、スピードと持久力をバランスよく鍛える必要があります。特に、800mのような中距離では、スピード持久力を強化することが大切です。このためには、インターバルトレーニングとペース走の組み合わせが有効です。

インターバルトレーニングは、スピードを高めるために不可欠な練習です。例えば、400mをタイムより少し速いペースで走り、その後に軽くジョグやウォーキングで回復し、再び400mを走るという方法です。これを繰り返すことで、スピードと持久力が向上します。

ペース走は、800mレースペースで長めの距離を走ることで、レースペースでの持久力を高めるトレーニングです。例えば、2分30秒のペースで800mを走り、これを繰り返すことでレースペースを体に覚えさせることができます。

長めのジョグは、全体的な持久力を向上させるために有効です。心肺機能の向上や疲労回復力の強化に繋がります。特に、冬季練習ではこれを積み重ねることで、全体的な体力が底上げされます。

ジョグはゆっくりとしたペースで長時間走ることが基本ですが、時にはペースを少し上げて走ることで、筋肉や心肺に負荷をかけることができます。

800mで30秒を切るためには、速さだけでなく戦略も大切です。レースを分けて考え、前半でオーバーペースにならないように、後半にかけてスパートをかける戦略が効果的です。また、ペース感覚を鍛えるために、目標タイムに合わせたトレーニングを実施することが重要です。

800mのタイムを縮めるためには、インターバルトレーニングやペース走、長めのジョグを組み合わせて、スピード持久力を強化することが大切です。目標タイムを達成するためには、トレーニングの質と量をしっかりと調整し、戦略を練ることも忘れずに実行しましょう。