グラベルバイクは、舗装された道から未舗装の道までを走るためのバイクで、どんな地形でも快適に走行できることが特徴です。しかし、トレイルなどの荒れた道でも安定して走行したいと考えたとき、前後サスペンションがあると非常に有利です。しかし、ロードバイクに近い見た目と乗り味で、しっかりしたサスペンションを搭載したモデルは存在するのでしょうか?この記事では、ロードバイクに近い乗り味のグラベルバイクで、前後サスペンションが搭載されている製品をご紹介します。
サスペンション搭載のグラベルバイク:選ぶべきポイント
グラベルバイクに前後サスペンションを搭載すると、悪路での快適性や安定性が向上しますが、その一方で、バイクの重量や操縦性が変わることもあります。したがって、サスペンションの選び方とバイク全体のバランスが重要です。
前後サスペンションを搭載したグラベルバイクは、特に長距離ライドや荒れた道を多く走るライダーにおすすめです。ただし、ロードバイクのような軽量感や俊敏性を求める場合、サスペンションが加える重さや硬さを気にすることもあります。
前後サスペンションを搭載したグラベルバイクの例
以下に、FOXやROCKSHOXなどのしっかりしたサスペンションを搭載し、かつ見た目や乗り味がロードバイクに近いグラベルバイクの例を挙げてみます。
- Specialized Diverge Sport Carbon:このバイクはFuture Shock 2.0という前サスペンションを搭載し、優れた快適性を提供しつつ、ロードバイクに近い操縦性を実現しています。軽量なカーボンフレームと組み合わせることで、快適さと軽快さのバランスが取れています。
- Cannondale Topstone Carbon Lefty:CannondaleのTopstone Carbonシリーズは、Lefty Ochoというシングルフォーク式のサスペンションを搭載しており、前後サスペンションを持ちながらも、しっかりとしたハンドリングと操縦性を確保しています。特に、岩の多い地形でも優れた安定性を発揮します。
- Trek Checkpoint SL 6:TrekのCheckpointは、シンプルながらも優れた性能を持つグラベルバイクで、前後サスペンションがなくても快適性が高いモデルです。ROCKSHOXのサスペンションを搭載した上級モデルもあります。
サスペンションとロードバイクに近い乗り味を両立させる方法
ロードバイクに近い乗り味を維持しながら、しっかりとしたサスペンションを搭載するには、サスペンションの設定が重要です。特に、前サスペンションを調整できるバイクでは、乗り心地を好みに合わせて微調整できます。
また、フレーム素材やタイヤの選択も影響します。カーボンフレームや軽量なアルミフレームを選ぶことで、サスペンションによる重量増加を軽減し、軽快な乗り味を維持できます。
まとめ:最適なサスペンションを選ぶために
前後サスペンションが付いたグラベルバイクは、荒れた道での走行を快適にし、長距離ライドを楽しむために非常に効果的です。FOXやROCKSHOXなどの信頼性のあるサスペンションを搭載したモデルを選べば、しっかりとした性能が得られます。
見た目や乗り味がロードバイクに近いものを選ぶには、バイクのフレームやサスペンションの調整、タイヤ選びが大切です。自分の用途に合った最適なバイクを選び、グラベルバイクでのライドを楽しみましょう。
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