硬式テニスのラケットにガットを張る際、テンション設定はプレーのパフォーマンスに大きな影響を与えます。特にRPMブラストを使用する場合、適切なテンション設定を見つけることが非常に重要です。この記事では、現在パリツアープロを55で張っている方に向けて、RPMブラストを使った際のテンション設定について解説します。
RPMブラストの特徴とテンション設定
RPMブラストは、独自の形状と素材でスピン性能に優れたテニスガットです。スピンを多くかけたいプレイヤーに人気のある選択肢ですが、ガットの特徴に合ったテンション設定をすることで、最大のパフォーマンスを発揮できます。
RPMブラストを使用する場合、比較的高めのテンションで張ることで、コントロール性能やスピンの効率を向上させることができます。ただし、あまりに高すぎるテンションにすると、打球感が硬くなり過ぎ、ボールが飛び過ぎることがあります。逆に低すぎるテンションでは、反発力が不足し、打球が安定しません。
テンション設定の参考値
現在、パリツアープロを55ポンドで使用している場合、RPMブラストへの切り替えに際してのテンション設定は、通常55〜58ポンドの範囲が適切です。RPMブラストは、パリツアープロに比べて少し硬めの打球感が特徴ですが、その分スピン性能が高いです。
具体的には、55ポンドで使用している場合、RPMブラストに切り替える際には、同じく55ポンドから56ポンドでのテンションがオススメです。もしスピンやコントロールにこだわりたい場合は、58ポンドまで上げても良いかもしれません。
テンションを変更する際の注意点
テンション設定を変更する際には、自分のプレースタイルや求めるパフォーマンスを考慮することが大切です。RPMブラストを使用する場合、テンションが高すぎると、スピン量が減少し、ボールの反発力が増すため、コントロールが難しくなることがあります。
反対にテンションが低すぎると、ガットが柔らかくなり、ボールが反発しにくくなるため、スピンをかけてもボールの飛距離が不足することがあります。最適なテンションは、試しながら自分のプレースタイルに最も合ったものを見つけることが重要です。
まとめ
RPMブラストを使用する場合の最適なテンションは、55〜58ポンドの範囲で設定するのが一般的です。現在パリツアープロを使用している場合、55ポンドでのテンション設定を基本に、少し高めに設定することで、スピンやコントロールを向上させることができます。自分のプレースタイルに合わせて最適なテンションを見つけることで、テニスのパフォーマンスをさらに高めることができるでしょう。
コメント