高校の体育でサッカーをしているものの、運動音痴で球技が苦手なあなたへ。夏休みを利用して、サッカーの基本的な技術を身につけるための練習方法をご紹介します。派手なプレーを目指すのではなく、パスや基本のドリブル、トラップなどをしっかり身につけ、試合で活躍できるようになりましょう。
1. ドリブルの基本練習
ドリブルはサッカーの基本技術で、しっかりとした基礎があれば試合で有効に活用できます。まずは、ボールを足元で扱う感覚を養うために、以下の練習を行いましょう。
- ボールを足のインサイドで転がしながら、ジグザグに進んでみましょう。左右に揺らす動きを繰り返し、ボールをコントロールします。
- コーンやマーカーを設置して、障害物を避けながらドリブルを行う練習も効果的です。これでボールを自在に動かす感覚を身につけます。
最初はゆっくりで構いません。少しずつスピードを上げていき、ボールを素早くコントロールできるように練習しましょう。
2. パスの練習法
パスはチームプレイの基本で、正確なパスを出すことが試合の展開を左右します。パスの練習は、まず基本的な技術から始めましょう。
- 壁に向かって、インサイドで正確なパスを出してみましょう。ボールを転がす感覚をつかみ、強さや方向を意識します。
- パートナーと一緒にパス＆コントロールの練習をしましょう。片方がパスを出し、もう片方がそのパスを受けてコントロールする練習です。
パスの際には、相手に届きやすい強さと精度を意識して、常にパスコースを確保することを考えましょう。
3. トラップの基本練習
トラップはボールを受け止める技術で、これがしっかりできると、次のプレーにスムーズに繋げることができます。トラップの練習では、ボールを自分の足元で上手に止めることが重要です。
- まずは、ボールが足元に来たときにインサイドで止める練習をしましょう。ボールが足元に収まるように、足を軽く出す感覚を覚えます。
- 次に、ボールを片足でトラップし、その後すぐに反対の足でボールを処理する練習を行い、次のプレーに繋げる練習をします。
トラップは、ボールが足に当たったときに優しくコントロールする感覚が大切です。最初はゆっくりと、次第にスピードを上げていきましょう。
4. 試合を意識した練習法
基本的な技術が身についたら、次は実際の試合を意識した練習をしましょう。ゲーム感覚を養うために、少人数でのミニゲームを行い、パスやドリブル、トラップの実践的な使い方を学んでいきます。
また、サッカーの試合で必要な走力や体力を高めるために、短距離ダッシュや持久走などの体力作りも意識して練習に取り入れましょう。体力の向上が試合での動きに大きな影響を与えます。
まとめ
サッカーの基本をしっかり身につけるためには、ドリブル、パス、トラップの練習をコツコツと続けることが大切です。派手なプレーができなくても、基本的な技術ができるだけでも試合で活躍することができます。夏休みの1ヶ月間を有効に使い、少しでも上手くなれるように、練習を続けていきましょう。自分のペースで焦らず練習を重ねることが上達への近道です。
コメント