7月26日〜27日に栂池から白馬大池への登山を予定している方々が気になるポイントの一つとして、雪渓の下りでのチェンスパの使用が挙げられます。特に今年は雪が多いと聞いているため、雪渓の状態やチェンスパを使うべきかどうかについて解説します。
栂池から白馬大池への登山路
栂池から白馬大池へ向かうルートは、標高差があり、特に雪渓が残っているエリアが多いため、登山者にとっては慎重に進む必要があります。特に7月下旬でも雪が残っていることがあり、雪渓の下りが滑りやすくなっている可能性が高いです。
この時期、特に標高の高い場所では雪渓や氷の残存があるため、登山前に最新の天候や雪の状況を確認することが重要です。
チェンスパとは
チェンスパ(チェーンスパイク)は、登山時に雪や氷の上を歩く際に使用するアイゼンの一種です。軽量で、軽い雪や氷の上でも滑りにくくするため、特に雪渓の下りなどで効果を発揮します。
チェンスパはその設計から、アイゼンよりも軽量で持ち運びが簡単なため、夏の登山でも使用しやすい点が特徴です。軽い雪渓であれば、チェンスパで十分に対応できることが多いです。
雪渓の下りでのチェンスパ使用について
雪渓の下りにおいては、足元が不安定になりやすいため、チェンスパは非常に有効なアイテムです。雪が多い年は、雪渓の斜面が滑りやすく、しっかりとした足元を確保しないと転倒の危険があります。
今年の雪の状況によりますが、チェンスパを使用することで、雪渓を安全に下ることができるでしょう。ただし、雪の状態によっては、アイゼンの方が効果的な場合もあります。天候や雪の状況を事前に調べ、適切な装備を選ぶことが重要です。
チェンスパの使用時の注意点
チェンスパを使用する際の注意点として、足元の安定感とバランスが挙げられます。雪渓を下る際、急な斜面や氷の上では、チェンスパだけでは不十分なことがあります。特にアイゼンの方が効果的な場所では、チェンスパを使用することで逆に不安定になる場合もあるため、状況に応じた選択が求められます。
また、チェンスパを使用している場合でも、登山杖を使用することでさらに安定感を増すことができます。登山中は、転倒防止のためにも登山杖を使うことをおすすめします。
まとめ
栂池から白馬大池への登山では、雪渓の下りにチェンスパを使用することは非常に有効ですが、雪の状態や天候によってはアイゼンの方が適している場合もあります。事前に雪の状況を確認し、チェンスパやアイゼンなどの装備を適切に選び、安全な登山を心がけましょう。また、登山中は無理をせず、必要に応じて休憩を取り、体力を温存しながら進んでください。
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