アレースプリント(2017年式)に乗っていて、ロードバイクをDI2化しようと考えている方々に向けて、DI2化を行う際のポイントや疑問について解説します。特に、穴開け加工の有無やDI2化による剛性への影響について詳しく見ていきましょう。
DI2化に穴開け加工は必要か?
まず、ロードバイクのDI2化において最もよく聞かれる質問の一つが「穴開け加工が必要か?」です。結論から言うと、一般的にはDI2化には穴開け加工が必要となる場合が多いです。特に、内装タイプのシステム(R8050系)を組み込む際には、ケーブルやセンサーを通すためにフレームに穴を開けることが一般的です。
ただし、アレースプリントなど一部のフレームでは、特に既存の配線用のダクトやケーブルを通すスペースがある場合、穴開けなしでDI2化が可能なこともあります。ですので、まずはフレームの状態を確認し、必要に応じて専門のショップに相談することをお勧めします。
穴開け加工による剛性への影響は?
DI2化を行うためにフレームに穴を開けると、剛性に影響が出るのではないかという心配もあります。実際、穴開けが剛性に与える影響は微小であることが多いです。特に、フレームの設計や穴の位置に依存します。
アレースプリントのように高剛性が求められるフレームでも、適切に穴を開ければ剛性低下を最小限に抑えることができます。多くのメーカーは、フレームの強度を保ちながらDI2システムを組み込むための設計をしていますので、過度に心配する必要はありません。
R8050系の内装DI2システムを使用する際のポイント
R8050系は、内装システムを搭載することで非常にクリーンでスムーズな操作感を実現しています。組み立て時に注意すべきは、ケーブルの取り回しです。R8050系は内装タイプなので、ケーブルがフレーム内でしっかりと収まるように調整する必要があります。
また、内装型のDI2システムは、外部ケーブルが見えないため、外観がすっきりしている点が大きなメリットです。これにより、見た目の美しさも維持しつつ、非常に高精度で快適なシフト操作を楽しむことができます。
まとめ
アレースプリントの2017年式にDI2システムを搭載する場合、穴開け加工が必要かどうかはフレームの設計に依存します。もし穴開けが必要となった場合でも、その影響は最小限に抑えることができ、剛性の低下はほとんど感じることはありません。R8050系の内装DI2システムを導入する際は、ケーブルの取り回しや組み立てに気をつけて、高精度で快適なシフト操作を実現しましょう。専門のショップでの相談をお勧めします。
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