OBの可能性で暫定球を打った後、実際にOBと判明した場合の正しい処置方法

ゴルフにおいて、ティショットがOB（アウト・オブ・バウンズ）の可能性がある場合、暫定球を打つことが推奨されています。しかし、実際にOBと判明した場合の処置方法については、ルールを正しく理解しておくことが重要です。

OBと暫定球の基本ルール

OBとは、プレー可能な区域の外にボールが出てしまった状態を指します。OBの境界は白杭や白線で示されており、ボール全体がその外に出るとOBとなります。OBの場合、1打の罰を加え、元の位置から打ち直す必要があります。

暫定球のルール

OBの可能性がある場合、プレーヤーは暫定球を打つことができます。暫定球は、OBまたは紛失球となる可能性がある場合に、ストロークと距離の罰に基づく救済処置として打つことが認められています。暫定球を打つ際は、その球が暫定球であることを宣言する必要があります。

OBと判明した場合の処置方法

暫定球を打った後、実際にOBと判明した場合、以下の処置方法が適用されます。

• 1打目がOBの場合：1打の罰を加え、ティーグラウンドから3打目として打ち直します。
• 2打目以降がOBの場合：1打の罰を加え、OBとなったボールを打った場所の近くで、グリーン上のカップに近づかないところにドロップし、再度打ちます。

暫定球がOBとなった場合でも、上記の処置方法に従ってプレーを続けることが求められます。

まとめ

ティショットがOBの可能性がある場合、暫定球を打つことでプレーをスムーズに進めることができます。実際にOBと判明した場合は、ルールに従って適切な処置を行い、プレーを続けてください。ゴルフのルールを正しく理解し、適切に適用することが、楽しいゴルフライフを送るための第一歩です。