高1の男子バレー部の皆さん、スパイクを打つときにレフトとライトで上手く打てないという悩みを持つのはとても一般的です。中学時代のクイックから、高校に進んでスパイクを打つようになると、レフトやライトのトス合わせが難しく感じることもあります。この記事では、そのトス合わせのコツとともに、スパイクの精度を高めるためのヒントを紹介します。
1. トスの高さと位置を意識する
レフトやライトからのスパイクでは、トスの高さや位置が非常に重要です。基本的にはトスはネットの高さを越える程度、少し高めの位置にあげることが理想です。ただし、トスの位置が左右に偏りすぎると、スパイクを打つ際に体をひねったり、バランスが崩れやすくなります。
レフトやライトにトスを上げる時には、まずトスがプレイヤーの手のひらよりも少し前に来るように意識しましょう。トスが後ろすぎるとスパイクの角度が安定しません。
2. 足の位置と体重移動を意識する
レフトやライトからスパイクを打つ時には、トスを受ける前に足の位置をきちんとセットすることが重要です。トスが上がる前に体が準備できていないと、スパイク時の反応が遅れ、打ちづらくなります。
足はレフトやライトに向かってステップを踏みながら、トスが上がる瞬間に体重移動を行うようにします。しっかりと足を動かしながらスパイクを打つことで、より正確にボールに力を伝えることができます。
3. ボールに対するアプローチと打点を調整する
レフトやライトでのスパイクでは、ボールの打点も重要です。打点が低すぎると威力が出ませんし、高すぎると安定しません。理想的な打点は、ボールが自分の頭の上、少し前に来る位置です。
ボールに対するアプローチは、進行方向に向かって体をひねるように、前方に素早く動いてからスパイクを打つようにしましょう。この動きがスムーズであれば、ボールを安定して打つことができます。
4. トスに合わせたタイミングと呼吸を大切に
トスとスパイクのタイミングを合わせるために、呼吸とリズムも意識しましょう。トスが上がったタイミングで深く息を吸い、その後スパイクを打つ際に息を吐きます。この呼吸のタイミングを合わせることで、スムーズなプレーが可能になります。
トスを上げた後、無理に急ぐことなく、落ち着いてタイミングよく打つように心がけましょう。
5. まとめ
レフトやライトからのスパイクをうまく打つためには、トスの位置や足のステップ、アプローチの仕方、打点の調整などが重要です。特にトスとのタイミングを合わせることが、スパイクの精度を高める鍵となります。焦らず、練習を重ねていけば、確実にスパイクの力を伸ばすことができます。しっかりと基礎を固めて、自信を持ってプレーできるようにしましょう。
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