船外機のフラッシングに使用するソルトターミネーターの適切な希釈量について、特に初めて使用する方にとっては悩む部分かもしれません。今回は、ソルトターミネーターを20リットルのポリタンクに使用する際の希釈方法と、お得に使用するためのポイントを紹介します。
1. ソルトターミネーターの希釈方法
ソルトターミネーターの説明書には、原液を40倍に希釈するように指示されています。例えば500mlの原液を使用した場合、20リットルの水で希釈すれば、40倍になります。この場合、500mlの原液で約20リットルの水を使うことになります。
ただし、これではあまりにも消費が早くなり、コストが高くついてしまいます。そこで、少しだけ濃い目にして使用することもできますが、その場合はメーカーの推奨に従うことをお勧めします。あまり濃すぎると、洗浄効果に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
2. ソルトアウェイとの比較
ソルトアウェイは他のフラッシング液と比較して濃縮タイプが多く、少量での使用が可能です。確かに価格が高騰しており、現在は購入をためらってしまう方も多いと思います。しかし、ソルトターミネーターは比較的コストパフォーマンスが良いこともあり、価格重視で選ばれる方が増えています。
実際に、使用量が少なくて済むソルトアウェイに比べ、ソルトターミネーターは少し多めに原液を使うため、どうしてもコストがかかります。しかし、希釈の仕方を工夫すれば、かなり長期間使用することが可能です。
3. お得に使用するための工夫
ソルトターミネーターをお得に使用するための工夫としては、希釈する水の量を少し増やすことが有効です。20リットルのポリタンクで使用する場合、若干薄めても十分に効果が得られるので、無理に指定された希釈比率を守らなくても問題ない場合もあります。
また、ポリタンクを一度に使い切らず、必要な分だけ取り出して使用することで、無駄なく使い切ることができます。無駄に原液を使わないように、必要量だけを計算して使うことが大切です。
4. 使用上の注意点
ソルトターミネーターを使用する際は、適切な希釈量を守ることが重要ですが、濃度が薄すぎると十分な洗浄効果が得られません。また、希釈した後の液体は長期間保存できないため、フラッシング後は速やかに使用を終え、残った液体は捨てるようにしましょう。
また、使用後はしっかりと船外機を水で洗い流し、フラッシング剤が残らないように注意しましょう。残留物が機械に悪影響を与えることを避けるため、使用後の清掃は徹底的に行いましょう。
まとめ
ソルトターミネーターを使用する場合、適切な希釈方法を守ることが大切ですが、コストパフォーマンスを考慮しつつ、少し濃い目にして使用することも可能です。希釈比率を少し調整し、無駄なく使うことができれば、長期的にはお得に使えます。フラッシング後の機械のメンテナンスもしっかり行い、長く良い状態で使用できるようにしましょう。
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