弓道初心者向けガイド：弓の長さの選び方と矢束について

弓道を始めたばかりの方にとって、最適な弓の長さを選ぶのは大きなポイントです。特に身長や矢束（やたば）によって、最適な弓の長さが異なるため、慎重に選ぶ必要があります。今回は、身長165センチの方が弓の長さを選ぶ際に注意すべき点について解説します。

弓の長さの選び方

弓の長さを選ぶ際には、まず自分の身長と矢束（矢の長さ）を基に選ぶことが基本です。多くの弓道の指導者は、身長160〜170センチの方には「伸び」を勧めることが一般的です。伸びとは、弓の長さが少し長めになり、安定した引き心地を提供してくれます。特に初心者の方には、引きやすく、安定した射ができる伸びを選ぶと良いでしょう。

矢束（やたば）の影響

矢束とは、矢の長さのことを指します。矢束が長いと、弓が長く感じ、逆に短いと弓も短く感じます。質問者さんが矢束を81センチとおっしゃっているので、通常の「並」に比べると、少し長めの設定かもしれません。ただし、矢束を測るだけでは弓の長さを判断するには十分ではなく、弓道のフォームや引き具合にも影響します。

「伸び」と「並」の違い

「伸び」と「並」の違いは主に弓の長さにあります。並の弓は、身長に合った標準的な長さで、よりオーソドックスな選択肢です。一方で、伸びの弓は、引きやすく安定性が高くなるため、特に初心者や長時間の練習を行う方に適しています。伸びの弓を選んでおくことで、長時間の練習でも疲れにくく、フォームが安定する場合が多いです。

弓の長さの変更について

質問者さんが現在「伸び」を使用しているとのことですが、矢束を測った結果、並の弓に近い長さになったと感じているようです。しかし、最終的な弓の長さ選びには、試し引きが非常に重要です。実際に引いてみて、引きやすさや安定感を確認し、選んだ長さが自分に合っているかを確かめてください。もし並の弓の方が引きやすいと感じるのであれば、並に変更することも選択肢として考えられます。

弓道初心者のおすすめの弓選び

弓を選ぶ際には、まず「安定感」「引きやすさ」を重視することが大切です。弓道初心者には、あまりにも重すぎたり、長すぎる弓は不安定になる可能性があります。少し短めの弓で、引きやすさを優先すると、無理なく弓を引くことができ、フォームが安定します。

まとめ

弓道初心者にとって、弓の長さや矢束の選び方は非常に重要です。身長165センチの方であれば、「伸び」を選ぶことで安定した引き感を得られる場合が多いですが、最終的な選択は試し引きによって決定すべきです。自分に合った弓を選ぶことで、弓道の練習がより効果的に進むことでしょう。