リールのベアリング脱脂後にベタベタする原因と対処法

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リールのベアリングを脱脂した後に、ベタベタする現象が発生することがあります。特に、夏の気温や長時間の浸け置きが影響することがあり、パーツクリーナーを使用しても、完全にベアリングの状態が元に戻らない場合もあります。この記事では、この問題の原因と対処法について詳しく解説します。

1. ベアリングがベタベタする原因

ベアリングがベタベタする主な原因は、パーツクリーナーが完全に乾燥していない場合や、脱脂後に残った油分が再び固まってしまうことです。また、長時間の浸け置きや温度変化が影響して、脱脂後に潤滑油がうまく分離しないことも考えられます。特に、パーツクリーナーの使用後、乾燥が不十分だと、残留成分がベアリングに残り、ベタつきの原因となります。

2. パーツクリーナーの選び方

パーツクリーナーは種類によって使用感が異なります。樹脂を侵しにくいタイプであっても、完全に乾燥しきれなかったり、残留物がベアリングに影響を与える場合があります。ベアリングを脱脂した後は、しっかりと乾燥させ、必要に応じてエアガンを使って水分を飛ばすことが大切です。また、潤滑油を再度注入する前に、ベアリングが完全に乾燥していることを確認しましょう。

3. ベタつきの対処法

ベアリングがベタベタしてしまった場合、まずはパーツクリーナーで再度脱脂し、乾燥させることが重要です。乾燥後、適切なベアリングオイルを再注入することで、正常な動きが戻ることが多いです。必要に応じて、乾燥時間を長めに取ることで、残留物が完全に取り除かれることを期待できます。

4. 予防策としてのメンテナンス

ベアリングのベタつきや不調を防ぐためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。使用後は、ベアリングの掃除や潤滑を適切に行い、湿度や温度の高い環境を避けることが予防につながります。また、長時間使用しない場合でも、保管時に適切な状態で保管することが、ベアリングの寿命を延ばすために有効です。

5. まとめ

リールのベアリングがベタつく原因は、脱脂後の乾燥不良や残留油分が関係しています。適切なパーツクリーナーを選び、乾燥を十分に行った後で潤滑を行うことで、問題を解決できます。また、定期的なメンテナンスと正しい保管方法を実践することが、ベアリングのベタつきや不調を予防するために重要です。

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