バスケのシュートフォームにおいて、1.5モーションはスムーズで力強いシュートを打つために重要な技術です。特に、膝の伸び切るタイミングとボールのリリースが一致することがポイントです。今回は、膝を伸ばしてから0.3秒後に打つ1.5モーションシュートを身につけるための練習方法を解説します。
1.5モーションシュートの特徴と重要性
1.5モーションシュートとは、シュートの動作において、ボールをリリースするタイミングと膝を伸ばすタイミングが同じか、ほんの少し後れを取ることで、シュートに安定性と力強さが加わるものです。NBAの選手、特にステフィン・カリーやトレイ・ヤングが得意とするフォームです。
膝の動きを意識したシュートフォームの作り方
1.5モーションシュートでは、膝をしっかりと使うことが鍵となります。膝を伸ばす瞬間とボールリリースのタイミングを合わせるためには、以下の練習方法が有効です。
- スクワットとジャンプシュート:膝の動きとタイミングを合わせるためには、スクワットを行って足腰を強化し、その後、ジャンプシュートでその動作を繰り返します。
- スローモーションシュート:シュートをスローモーションで行い、膝を伸ばした瞬間とボールリリースを意識して練習します。タイミングを意識してリリースすることで、正しいフォームを作りましょう。
- 連続シュート練習:膝の伸びとリリースのタイミングを反復的に練習することで、自然な動作にします。特に、10回連続でシュートを打ち、フォームが崩れないように調整します。
1.5モーションを身につけるための体幹トレーニング
ボールをしっかりとコントロールするためには体幹の強化が不可欠です。体幹が安定していることで、膝の動きとボールリリースのタイミングを無駄なく合わせることができます。
- プランク:体幹を鍛える基本的なトレーニングとしてプランクがあります。これを継続して行うことで、シュート時に体幹が安定し、正確なタイミングでボールをリリースできます。
- ロシアンツイスト:体幹をさらに強化するためにロシアンツイストを取り入れましょう。これにより、シュートフォームをより安定させることができます。
シュート練習の際に意識すべきこと
練習中は、ただシュートを打つだけではなく、タイミングとフォームに意識を集中させることが重要です。正しいフォームでシュートを打つことを繰り返し、体に覚えさせることが必要です。
- 動画で自分のフォームをチェック:自分のシュートフォームを撮影し、プロの選手と比較することで改善点を見つけましょう。
- シュート前のリズム作り:シュートに入る前の準備運動やリズム作りも重要です。リズムを意識してからシュートに移行することで、自然なタイミングで膝とリリースを合わせることができます。
まとめ
1.5モーションシュートをマスターするには、膝のタイミングとボールリリースを意識的に合わせる練習が重要です。体幹を強化し、シュートフォームを丁寧に作り上げることで、より安定したシュートを放つことができるようになります。日々の練習と共に、試合での成功を目指して努力しましょう。
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