MMAにおけるコブラツイストはOK?実際に使える技かどうかを解説

総合格闘技、K-1

コブラツイストはプロレスでよく見られる技ですが、MMA(総合格闘技)でも使用できるのでしょうか?また、この技が現実的に使えるかどうかについても考察します。今回は、MMAのルールや特性を踏まえて、コブラツイストの可否について詳しく説明します。

1. コブラツイストとは?

コブラツイストは、プロレスで有名な技で、相手の腕を背中の後ろに回してから体をひねり、相手をねじ伏せる形で締め上げる関節技です。この技は、見た目にも派手でインパクトがあり、プロレスファンの間では非常に人気があります。しかし、この技がMMAにおいて使えるかというと、少し事情が異なります。

2. MMAにおける関節技のルール

MMAでは、関節技が使用されることが多く、腕ひしぎ十字固めや三角締め、ヒールフックなどの技が一般的です。しかし、これらの技はすべて相手の関節に圧力をかけるものであり、コブラツイストのように背後で腕を決める技は一般的に使用されません。

その理由は、MMAのルールにおいて、コブラツイストが相手の背中を抑えるため、柔軟に脱出される可能性が高いためです。相手の体勢が非常に強く、反撃しやすいため、実戦向きではないと考えられます。

3. コブラツイストが現実的に不可能な理由

コブラツイストは確かに見た目には美しい技ですが、実際に試合で使用するには難易度が非常に高いです。MMAでは、選手同士が強く接近し、関節技が効きやすい状態でないと成立しません。

また、相手が高いレベルのレスリングや寝技を持っている場合、コブラツイストを仕掛ける前に脱出されてしまう可能性も高く、実戦で決まりにくい技です。このため、MMAではあまり使用されないのが現実的なところです。

4. コブラツイストの代わりに使用される技

MMAでは、コブラツイストに代わって使われる技として、三角絞めやアームバー、ギロチンチョークなどの関節技が多く見られます。これらの技は、相手の体勢に関わらず、強力に効くため実戦的です。

また、グラウンドの状態で使用されるバックチョークやリバースキムラなども有効です。これらの技はコブラツイストとは異なり、脱出が難しく、相手に圧力をかけることができます。

5. まとめ

コブラツイストは、プロレスの華やかな技として有名ですが、MMAの試合では使われることは稀です。現実的には、コブラツイストのような技は、相手の反撃を許しやすく、試合では効果的ではありません。そのため、MMAでは他の関節技や締め技の方が現実的で、効果的とされています。

しかし、コブラツイストの美しさやインパクトは、プロレスファンの間で未だに高い人気を誇っており、格闘技の世界でもその技術が注目され続けています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました