ラグビーのモールからボールが出せない時のプレーオンとアンプレアブルの違い

ラグビー、アメフト

ラグビーでモールを組んだ際に、ボールが出せなくてもプレーが続く場合や、逆にモールアンプレアブルとされる場合があります。特に、試合中に前進している時にモールがアンプレアブルとなるのか、プレーオンとなるのかについて混乱することも多いです。ここでは、モールの扱いについて詳しく解説します。

1. モールからボールが出せない場合の扱い

モールにおいて、ボールが出せそうにない場合でも、もし前進しているのであれば、基本的にはプレーは続きます。ラグビーのルールでは、ボールが出せないことが即座にモールアンプレアブルとなるわけではありません。特にモールが進行している限り、審判はボールを出す機会を待ちます。

しかし、一定の時間が経過してもボールが出せない場合や、モールが完全に停止した場合、またはボールを出せないと判断された場合には、モールはアンプレアブルと宣言され、スクラムが行われます。

2. プレイオンの状況とモールアンプレアブル

モールが前進している場合、プレーは基本的に続けられます。つまり、モールがまだ前進している間は、選手たちがボールを出せない状態でも、プレーオンが継続します。しかし、前進が停止し、明らかにボールが出せない状況が続く場合、モールアンプレアブルとして、スクラムに移行します。

要するに、前進している間はモールがアンプレアブルとはならず、ボールが出せるタイミングを待ちますが、進行が止まると判断された時点でアンプレアブルになります。

3. 2019年W杯日本 vs 南アフリカ戦の例

2019年ワールドカップ、準々決勝の日本対南アフリカ戦では、後半早々に松島幸太朗選手が南アフリカの選手に抱えられ、モールがアンプレアブルとなるシーンがありました。この場合、モールが前進していたわけではなく、明らかにボールが出せない状態だったため、アンプレアブルと判断されました。

このシーンがプレーオンに繋がるかどうかは、モールが進行しているか、停止しているかに依存します。進行している場合はプレーが続き、停止した場合はモールアンプレアブルとなります。

4. まとめ:モールの取り扱いの理解

モールでボールが出せそうにない場合でも、前進している限りプレーは続けられます。ボールが出せないことが即座にモールアンプレアブルになるわけではなく、前進の状態が続いている限りはプレーオンとなります。しかし、進行が止まった場合やボールが出せない状況が続いた場合は、モールはアンプレアブルとなり、スクラムに移行します。ラグビーのルールを理解し、モールの際の判断を正しく行いましょう。

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