お盆の休み中に練習をあまりできていない中学三年生の駅伝部員の方が、3000m・1500mのベストを更新できるような練習メニューを組み立て、さらにシューズ選びに関しても迷っているという質問にお答えします。今回の記事では、効率的なトレーニングメニューとシューズの選び方について解説します。
1日の練習メニューの組み立て方
まずは、時間がある日の練習メニューを組み立てる際に重要なのは、効率よく距離とスピードを鍛えることです。3000m・1500mのベストを切りたいという目標を考慮して、インターバルトレーニングを中心にメニューを組みましょう。
例えば、3000mに必要な持久力とスピードを鍛えるために、以下のような練習を提案します。
- ウォームアップ:軽くジョグを10-15分行い、体を温めます。
- インターバル練習:1000m×3本(ペースはレースペースよりやや速め)休憩は3-4分。
- スピード練習:400m×6本(全力疾走)休憩は1-2分。
- クールダウン:軽いジョグを10分。
シューズ選び:ジョグシューズと薄底シューズの使い分け
質問者は普段ジョグシューズとしてアシックス ダイナブラスト5を使用していますが、「薄底の方が良い」との意見について疑問を持っています。これに関しては、使用するシューズの選び方は目的によって変わります。
ジョグシューズは長時間のランニングで足に優しく、クッション性が高い一方、スピードを重視するレースペースでは薄底のシューズの方が適していることが多いです。薄底シューズは、地面をしっかりと感じ、スピードを出しやすくするため、特にインターバルトレーニングやレースにおいては有利です。
練習のポイント:3000m・1500mの違いを理解する
3000mと1500mは、距離はもちろん、求められる走力や戦略が異なります。1500mはスピードが重視されるため、スピード練習やインターバルが効果的です。一方、3000mは持久力も必要ですが、終盤に速さを求められるので、ペース配分を意識したトレーニングが重要です。
インターバルトレーニングやスピード練習を取り入れることで、レースに必要なスピードを養い、持久力も鍛えられます。また、トレーニング後の回復も大切です。十分な休養を取り、コンディションを整えることが重要です。
まとめ
ベストを切るためには、効率的な練習メニューと自分に合ったシューズ選びが不可欠です。3000m・1500mに向けた練習メニューとして、インターバルやスピード練習を中心に取り入れ、レース用シューズを使い分けることで、より効果的なトレーニングが可能になります。トレーニング後はしっかりと回復をし、次のステップに備えましょう。
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