筋トレを始めて4ヶ月が経過し、スミスベンチプレスを行っている中で、普通のベンチプレスに切り替えた方が良いという意見を目にすることが増えた方も多いでしょう。この記事では、スミスベンチプレスと普通のベンチプレスの違い、そして普通のベンチプレスを行うメリットについて詳しく解説します。
スミスベンチプレスと普通のベンチプレスの違い
スミスベンチプレスは、バーが固定されたスライド機構により、動作範囲が制限されるため、安定感があり、初心者でも比較的安全にトレーニングができます。その一方で、普通のベンチプレスは、バーが自由に動くため、より多くの筋肉群を使用し、バランス感覚も鍛えられます。
スミスベンチプレスは特にセーフティバーがあるため、重量を扱う際に安全が確保されている点がメリットです。しかし、自由な動きが制限される分、動作の自然さが失われることがあります。対して、普通のベンチプレスでは、バーをコントロールするために腕や肩、背中の安定性が求められるため、より高い負荷がかかります。
普通のベンチプレスのメリット
普通のベンチプレスを行うことの最大のメリットは、自由度の高さです。バーが自由に動くため、より多くの筋肉群が協調して働き、特に胸の筋肉だけでなく、肩や腕の筋肉、さらにはコアの筋肉にも効果が及びます。この協調性が、トレーニング全体の効率を高めます。
また、普通のベンチプレスでは、バランス感覚やコアの安定性が求められます。これにより、筋力や体幹の強化が進み、トレーニング全体の効果が向上します。スミスベンチプレスの固定された動作範囲に慣れてしまうと、筋力や安定性の向上に限界が来ることがあります。
初心者が普通のベンチプレスに移行するために
初心者が普通のベンチプレスに移行する際には、最初は軽い重量で始めることが大切です。スミスベンチプレスで培ったフォームや筋力を活かし、普通のベンチプレスでは自由にバーを動かす感覚を養います。最初は補助者をつけて行うと安全です。
また、重い重量を扱うことが怖いと感じる場合は、まずはトレーニングの頻度や重量を少しずつ増やし、体力や筋力をつけながら慣れていくことがポイントです。
まとめ
スミスベンチプレスと普通のベンチプレスはそれぞれにメリットがありますが、普通のベンチプレスを行うことで、より多くの筋肉群が協調して働き、筋力や安定性が向上します。初心者が普通のベンチプレスに移行する際には、軽い重量から始め、無理なくトレーニングを進めていくことが大切です。安全にトレーニングを行いながら、自由な動きで筋力アップを目指しましょう。
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