野球の素振りや打撃練習に欠かせないティースタンドですが、購入後に「思ったより低かった」というケースは意外と多いです。返品せずにそのまま使いたい場合、工夫次第で高さを調整して快適に練習を続けることができます。この記事では、ダンボール以外でできる応急処置や工夫を紹介します。
高さ調整に使える代用品
まずは家庭にあるもので高さを出す方法から紹介します。
- 木材やすのこ：ホームセンターで安価に購入でき、耐久性も高い。
- ゴムマットや人工芝マット：滑り止め効果もあり、安定性が増す。
- レンガやコンクリートブロック：屋外での練習なら特におすすめ。重みがあるためスタンドが動きにくい。
例えば、木の板を2〜3枚重ねてティースタンドを置くと、しっかりとした高さが出せます。室内練習であれば、ゴムマットを敷けば床への傷防止にもなります。
安定性を意識した工夫
高さを調整する際に重要なのが「安定性」です。打撃の衝撃でティースタンドが動くと、フォームに集中できません。レンガやブロックのような重量のあるもので下から支えると、ぐらつきを抑えつつ高さ調整が可能です。
もし室内で使う場合は、滑り止めシートを下に敷くと安全性が増します。
ティースタンド自体を改造する方法
応急処置だけでなく、スタンドそのものを少し手を加えて高さを出す方法もあります。
- 支柱にパイプを継ぎ足す：ホームセンターで直径が合う塩ビ管を購入し、延長パーツとして使う。
- 底部分に台座を固定する：木製の板にスタンドをビス止めすれば高さを稼げる。
ただし改造は自己責任となるため、強度を確認しながら行いましょう。
練習スタイルを変える工夫
高さ調整以外にも、工夫次第で快適な練習が可能です。例えば、腰を落としてスイングフォームを安定させる練習に利用すれば、低めのボールに対応する練習にもなります。実戦でも低めのコースはよく投げられるため、逆に「低いティーだからこそできる練習」と捉えるのも一つの方法です。
実際にプロ選手の練習法でも、低めにティーを設定してスイング軌道を矯正するトレーニングが取り入れられています。
まとめ
低すぎるティースタンドは、工夫次第で十分使えます。木材やゴムマットで高さを出す、レンガで安定性を高める、またはフォーム矯正に活かすなど、目的に合わせて調整することが大切です。返品せずにそのまま使う場合でも、環境に応じてアレンジすることで、練習の質を高められるでしょう。
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