ロードバイクのハンドルをエアロハンドルに交換する際、ワイヤーの調整が必要かどうかは、交換方法やバイクの構造によって異なります。今回は、エアロハンドルへの交換方法と、ワイヤーの取り扱いについて解説します。
1. エアロハンドルへの交換方法
エアロハンドルに交換する場合、基本的には現在使っているSTI(シフト&ブレーキレバー)を外して、エアロハンドルに取り付ける形になります。これにより、主に以下の作業が必要です。
- ハンドルバーの取り外し: 現在のハンドルバーを取り外し、エアロハンドルを取り付ける準備をします。
- STIレバーの取り外し: STIレバーを外し、新しいハンドルバーに取り付ける際に調整が必要です。
- エアロハンドルの取り付け: エアロハンドルをバイクに取り付け、適切な位置に調整します。
2. ワイヤーの調整が必要かどうか
エアロハンドルに交換する際、ワイヤーの調整が必要かどうかは、以下の要因によって異なります。
- ワイヤーの長さ: エアロハンドルに交換することで、ハンドルの位置が変わり、ワイヤーが短すぎたり長すぎたりする場合があります。この場合、ワイヤーを調整または交換する必要があります。
- ワイヤーの取り回し: STIレバーを外して、新しいハンドルに取り付ける場合、ワイヤーの取り回しが変更されることがあります。これにより、ワイヤーがスムーズに動かなくなる場合があり、調整が必要です。
3. ワイヤー調整の方法
ワイヤーの調整は以下のように行います。
- シフトケーブルの調整: シフトの動きがスムーズでない場合、シフトケーブルを調整して、ギアチェンジが正確に行えるようにします。
- ブレーキケーブルの調整: ブレーキの効きが悪くなった場合、ブレーキケーブルを調整して、効率的にブレーキがかかるようにします。
- ケーブルの長さ調整: ケーブルの長さが合わない場合、適切な長さにカットし、再取り付けします。
4. エアロハンドル交換時の注意点
エアロハンドルに交換する際は、以下の点に注意して作業を進めることが重要です。
- ワイヤーの取り扱い: ワイヤーが傷つかないように丁寧に扱い、取り付け後の動作確認を行いましょう。
- 調整後の確認: シフトやブレーキが正常に動作するか、必ず確認しましょう。また、走行前に安全性を確保するために、ブレーキの効き具合をチェックしてください。
- 専門的な知識が必要: ワイヤー調整やハンドル交換に自信がない場合は、プロのメカニックに依頼することをお勧めします。
5. まとめ
ロードバイクのエアロハンドルへの交換は、ワイヤー調整を含めて少し手間がかかる作業ですが、効果的なライディング性能向上が期待できます。交換作業中はワイヤーの取り回しに注意し、調整後は必ず動作確認を行い、安全性を確保しましょう。自信がない場合は、専門店に依頼することも検討してみてください。
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