伊藤新道は、北アルプス・湯俣から三俣蓮華岳や鷲羽岳へのひとつのアプローチとして知られるバリエーションルートです。「廃道に近い状態だが、本当に通行できるのか?」という疑問に応えながら、現在の通行可否や道の痕跡、必要な技術について整理しています。
2025年現在、伊藤新道は通行可能か
はい、2023年から再び通行が可能な状態になりました。38年ぶりに整備が進み、リニューアルされた湯俣山荘を拠点として、現代的に復活しています:contentReference[oaicite:1]{index=1}。しかし、その性質はあくまでバリエーションルート(一般道ではない)であり、高度な技術と判断が求められる挑戦的ルートである点は変わりません:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
ルートの痕跡や道の有無
地図上では道が消えていても、踏み跡や細かな痕跡が残っている場所もあります。ところどころに旧設計の吊り橋跡や道の痕跡が見られ、かつて「道だったらしきもの」は確かに存在します:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
最新のルート状況と危険羽前
2025年7月時点では、浮き石や不安定な岩が多く、第1吊橋は損傷により使用禁止です。そのため渡渉やトラバースが増え、十分な渡渉技術と装備が必須です:contentReference[oaicite:4]{index=4}。また、安定的に通行するためには、湯俣山荘や三俣山荘での通行届出と最新情報の確認が欠かせません:contentReference[oaicite:5]{index=5}。
どんな登山者に適するか
一般登山道ではないため、道迷いや増水、落石など自然リスクを自分で判断し対応できるベテラン向けです。また、一部ではガイド付き踏破ツアーの提供や、アドバイス集も小屋で販売されており、経験少なめの方にはガイド同行も有効な選択肢です:contentReference[oaicite:6]{index=6}。
まとめ
伊藤新道は2025年現在、通行が可能な状況にあります。ただし「廃道ではないが、一般ルートではない」難易度の高いバリエーションルートとしての性格は続いています。道の痕跡は残るものの、浮石や未整備の吊橋がある現実も変わりません。安全に挑むためには、事前の情報確認、通行届の提出、渡渉技術、ヘルメット・防水装備の準備が不可欠です。登攀ではなく沢歩きとルートファインディングが中心となる、冒険心を試せる貴重なルートとして、熟練の登山者による踏破が期待されます。
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